電力中央研究所

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

R98015

タイトル(和文)

1.3μm帯用光ファイバにおける長スパン設計手法

タイトル(英文)

Long-Haul Repeaterless System Design for 1.3μm Single Mode Optical Fiber

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

電気事業の光通信では、主に1.3μm帯で零分散となる単一モードファイバ(SMF)が使用されており、既設SMFを有効利用し、かつ情報量増大による大容量化,コスト削減を目的とした中継距離の長スパン化を必要としている。一方、最近の長スパン伝送では、光増幅器をポストアンプだけでなくプリアンプにも用いた検討,波長分散補償の検討が行われている。しかしながら、電力用光通信で必要とする伝送速度や伝送距離などの種々の回線条件から適用可能なシステム構成を求める検討は十分ではない。 そこで本稿では、SMFで光増幅器および分散補償を用いた長距離無中継システムについて、回線設計手法を検討した。

概要 (英文)

In optical fiber communication systems for electric power utilities, the 1.3μm zero dispersion single mode fiber (SMF) is mainly used. And it is required to increase the transmission capacity without repeaters for the cost reduction. In recent systems, optical amplifiers and chromatic dispersion compensating devices are developed and examined for the practical use. However, the best way of system configuration is not sufficiently made clear in various conditions such as the transmission speed and transmission distances for electric power utilities. In this report, designs of long-haul repeaterless SMF systems are discussed by use of the optical amplifiers as the post amplifier and preamplifier and the dispersion compensating devices for the wavelength of 1.3 or 1.5μm.

報告書年度

1998

発行年月

1999/06

報告者

担当氏名所属

斉藤 稔

情報研究所

黒野 正裕

情報研究所

キーワード

和文英文
光通信 Optical communication
光増幅 Optical amplification
分散補償 Dispersion compensation
前置増幅器 Preamplifier
回線設計 System design
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