電力中央研究所

報告書「電力中央研究所報告」は当研究所の研究成果を取りまとめた刊行物として、昭和28年より発行されております。 一部の報告書はPDF形式で全文をダウンロードすることができます。

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

R97029

タイトル(和文)

携帯用情報端末を用いた現場業務支援システムの開発と評価

タイトル(英文)

DEVELOPMENT AND EVALUATION OF THE FIELDWORK SUPPORT SYSTEM USING A PORTABLE TERMINAL

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

電力の現場業務において,マルチメディア情報を効果的に利用できる分野や解決すべき課題を明らかにするため,地中送電線工事立会業務をモデルとした現場業務支援システムを開発した。本システムは,管路の地下構造などをマルチメディア情報を活用して分かりやすく表示したり,業務フローに対応して図面を関連付けるなどの特徴を有している。このモデルシステムを用いて利用者と議論を行った上で,機能面と導入/運用面の課題およびその対応策を明らかにした。マルチメディア情報は,状況の素早い把握に有効であるため,図面や地図を多用し迅速な判断が求められる業務(立会業務やお客様対応業務,事故障害対応など)への導入が効果的である。

概要 (英文)

MULTIMEDIA APPLICATIONS WILL PLAY AN IMPORTANT ROLE IN SOLVING UTILITY MANAGEMENT PROBLEM SUCH EVOLUTION OF BUSINESS PROCEDURES AND COST REDUCTION. THIS PAPER REPORTS THE RESULT OF ASSESSMENT OF USING A MULTIMEDIA HANDY COMPUTER TO SUPPORT FIELDWORK. WE DEVELOPED A MULTIMEDIA HANDY COMPUTER (PEN COMPUTER SUPPORTING GIS WITH GPS,PHS,DIGITAL CAMERA,AND DATABASE SYSTEM). THROUGH DISCUSSION WITH FIELD WORKERS,WE FOUND THAT: 1.MULTIMEDIA IS USEFUL IN RECOGNIZING GLOBAL SITUATIONS FOR FIELDWORK. 2.THE CURRENT FUNCTIONS OF THE SYSTEM INTERFACE ARE INSUFFICIENT,BUT WILL BE ENHANCED BY ADVANCED INTERFACE TECHNOLOGIES. 3.THERE ARE STRONG REQUIREMENTS TO SYSTEMATIZE THE WAY TO UPDATE INFORMATION (I.E.,MAPS AND DRAWINGS) TO MAINTAIN THE SYSTE USABILITY.

報告書年度

1997

発行年月

1998/05

報告者

担当氏名所属

楠 淳

情報研究所

坂内 廣蔵

情報研究所

中島 慶人

情報研究所

石野 隆一

情報研究所

キーワード

和文英文
マルチメディア MULTIMEDIA
ユーザインターフェイス USER INTERFACE
地図情報システム GEOGRAPHIC INFORMATION SYSTEM
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