電力中央研究所

報告書「電力中央研究所報告」は当研究所の研究成果を取りまとめた刊行物として、昭和28年より発行されております。 一部の報告書はPDF形式で全文をダウンロードすることができます。

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

R97015

タイトル(和文)

因子分解法を用いた固定カメラによる距離計測を行うための条件

タイトル(英文)

RANGE MEASUREMENT FROM MOTION BY FACTORIZATION

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

重機などが充電部に接触するかどうかを既存のITVカメラシステムを用いて検出の可能性について検討した。因子分解法を用いて,距離計測を行えば,対象物の大きさの20倍の距離であれば3%以下の誤差で計測できることがわかった。また,因子分解法により形状を復元させるためには,監視対象が動いた結果得られた観測行列の分散が1以上,3次までの累積寄与率が98%あれば復元できることがわかった。

概要 (英文)

TO DEVELOP A RANGE-FINDER SYSTEM BETWEEN HEAVY MACHINERY AND ENERGIZED FACILITIES USING INSTALLED ITV-BASED MONITORING SYSTEMS, WE CHECKED THE DISTANCE MEASUREMENT ACCURACY BETWEEN A MOVING OBJECT AND A CAMERA. IF THE DISTANCE IS TWENTY TIMES THE TARGET OBJECT, THE ANALYSIS ERROR IS LESS THAN 3%. WE ALSO INVESTIGATED THE CHARACTERISTICS OF MEASUREMENT MATRICES. IF THE VARIANCE OF FACTORS IN THE MATRICES IS MORE THAN 1, AND THE RATE OF SUMMATION FROM THE FIRST-ORDER SINGULAR VALUE TO THE THIRD-ORDER SINGULAR VALUE IS MORE THAN 98% FOR ALL OF THEM, 3-D STRUCTURAL INFORMATION CAN BE ACQUIRED.

報告書年度

1997

発行年月

1998/05

報告者

担当氏名所属

石野 隆一

情報研究所

キーワード

和文英文
画像処理 IMAGE PROCESSING
設備監視 MONITORING SYSTEM
三次元画像計測 3-D MEASUREMENT BY IMAGE PROCESSING
距離計測 RANGE FINDER
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