電力中央研究所

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

R97005

タイトル(和文)

B-ISDN用データ伝送プロトコルの電力通信網への適用検討

タイトル(英文)

A STUDY OF B-ISDN DATA COMMUNICATION PROTOCOL FOR SCADA CIRCUITS IN UTILITY ATM NETWORKS

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

最近,標準化の行われた,OSI対応のB-ISDN用高速データ伝送方式(SCF,SSCFおよびSSCOPプロトコル)の機能や特徴を調査した。このデータ伝送方式は,データ長が長くなる場合やビットエラーが大きくなる場合に高スループットを実現できることが分かった。また,この伝送方式を,電力系統制御伝送方式の一つであるRNAを用いた制御通信回線へ適用した場合には,伝達確認機能や回線の状態監視機能で一部機能が重複するが,前者は,SSCFの送達確認機能(オプション)を除外とすることで,後者は,RNAの状態確認周期(数10秒)とSSCOPの状態確認周期(数100msec)がデフォルト値で2桁以上異なり,状態確認用フレームの増加も少ないため,適用時には,問題がないことが分かった。

概要 (英文)

TO BUILD COST-EFFECTIVE UTILITY ATM NETWORKS, IT IS NECESSARY TO STUDY HIGH-SPEED DATA COMMUNICATION PROTOCOLS ON ATM NETWORK LAYERS. THIS REPORT DISCUSSES THE OSI CONNECTION ORIENTED PROTOCOL FOR HIGH-SPEED DATA COMMUNICATION PROTOCOLS, SUCH AS SSCOP, SSCF-CONS, AND SCF FOR B-ISDN. IT COMPARIES THE CHARACTERISTICS OF SSCOP AND HDLC, SUCH AS THROUGHPUT AND CONTROL FRAME PROBABILITY RATIO. IT ALSODEMONSTRATES THE APPLICATION OF THE RNA (REALTIME-COMPUTER NETWORK ARCHITECTURE) PROTOCOL TO THE SSCOP, SSCF-CONS, AND SCF PROTOCOLS. AS A RESULT, HIGH-SPEED SCADA DATA COMMUNICATIONS ARE PROPOSED FOR ATM NETWORKLAYERS.

報告書年度

1997

発行年月

1998/03

報告者

担当氏名所属

山本 記久男

情報研究所

菅谷 延明

情報研究所

キーワード

和文英文
ATM ATM
電力用通信 UTILITIES COMMUNICATION
プロトコル PROTOCOL
回線設計 NETWORK DESIGN
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