電力中央研究所

報告書「電力中央研究所報告」は当研究所の研究成果を取りまとめた刊行物として、昭和28年より発行されております。 一部の報告書はPDF形式で全文をダウンロードすることができます。

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

R97002

タイトル(和文)

時刻同期とATM伝送を適用したキャリヤリレーシステムの提案と試作

タイトル(英文)

PROPOSAL AND EXPERIMENTAL EQUIPMENT OF TELEPROTECTION SYSTEM EMPLOYING TIME SYNCHRONIZATION AND ATM TRANSMISSION

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

伝送条件の厳しい保護制御情報と他の情報のATM統合伝送を目指し,時刻同期システムとATM伝送を適用した新しいキャリヤリレーシステムを提案した。本システムでは,リレー装置間のタイミング同期機構を外部の時刻同期システムに受け持たせることとした。これにより,端末間通信の伝送制約が緩くなり,汎用の通信方式を適用しやすくなるが,さらにリレー装置からセル変換装置を介すことなく,直接ATMセルを出力する方式とすることで,ATM網との親和性を高めた。機能検証用システムを試作し,その基本特性を把握したところ,キャリヤリレーとして十分な特性をもつことが分かった。

概要 (英文)

SINCE TELEPROTECTION SYSTEMS USED TO PROTECTPOWER TRANSMISSION LINES IMPOSE STRICT TRANSMISSION DELAY CONSTRAINTS ON TELECOMMUNICATION NETWORKS,IT IS A CHALLENGE TO TRANSMIT TELEPROTECTION SIGNALS ON FUTURE UTILITY ATM NETWORKS WHEN UTILITY COMMINICATIONS ARE INTEGRATED. THIS REPORT PROPOSES A TELEPROTECTION SYSTEM USING TIMESYNCRONIZATION TO EASE DELAY CONSTRAINTS AND ATM TRANSMISSIONS. EXPERIMENS USING A MICROPROCESSOR-BASED CURRENT-DIFFERENTIAL TELEPROTECTION SYSTEM SHOW SATISFACTORY PERFORMANCE.

報告書年度

1997

発行年月

1998/05

報告者

担当氏名所属

清水 克洋

情報研究所

藤川 冬樹

情報研究所

芹澤 善積

情報研究所

キーワード

和文英文
広帯域ISDN BROADBAND ISDN
キャリヤリレー TELEPROTECTION
交換機 SWITCH
非同期転送モード(ATM) ATM
電力用通信 UTILITIES COMMUNICATION
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