電力中央研究所

報告書「電力中央研究所報告」は当研究所の研究成果を取りまとめた刊行物として、昭和28年より発行されております。 一部の報告書はPDF形式で全文をダウンロードすることができます。

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

R96025

タイトル(和文)

業務プロセスモデルの開発(2)-業務処理シミュレータのプロトタイプ-

タイトル(英文)

DEVELOPMENT OF BUSINESS PROCESS MODEL(2) -PROTOTYPE BUSINESS PROCESS SIMUTATOR-

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

業務効率化のために組織構造や業務フローを改善する場合,実際に人を配置する以前に,オフィスでの人間(従業員)の行動やその相互関係をとらえ,作業主体である人間を含む行プロセスを動的に分析することが有効となる場合がある。本報告では,このような分析に用いることができるオフィス業務のシミュレータを開発し,その動作確認を行なった。このシミュレータは,様々な特性や能力を持つ多数の作業者と,作業者が利用する業務資源をコンピュータ上のソフトウェアとして実現し,現実のオフィスの作業を模擬する。また,3階層からなる仮想的な業務部署をオフィスシミュレータにより構築し,与えられた業務量の処理に必要な時間を計測する実験を行なった。その際,この部署の業務処理の作業者数,承認経路や例外処理の発生確率などによる,処理時間の増減や業務の滞留の様子などが妥当に表現できている事を確認した。

概要 (英文)

THIS RESEARCH AIMS TO DEVELOP A SIMULATION TOOL TO EXPRESS DATA PROCESSES OCCURRING IN A REAL OFFICE,AND A METHOD TO EVALUATE THE THROUGHPUT(=TIME NEEDED TO PROCESS AN AMOUNT OF WORK)USING THE MODEL.FOR THIS PURPOSE,WE DEVELOPED AN OFFICE PROCESS MODEL LASTYEAR. THIS REPORT DESCRIBES IMPROVEMENTS TO THE MODEL DESCRIPTION TO INCLUDE HANDLING OF EXCEPTIONS IN ORDER TO MEET REAL SITUATIONS BETTER. WE PROPOSE A SIMPLE OFFICE SIMULATOR TO EVALUATE THE THROUGHPUT OF AN OFFICE.THE SIMULATOR MODELS A WORK TEAM COMPOSED OF A FEW PEOPLE WITH THEIR OWN AUTHORITY AND ABILITY IN PROCESSING TASKS.THE PEOPLE IN THE SIMULATOR HANDLE THEIR OWN TASKS IN PARALLEL.WE EVALUATED THE THROUGHPUT FOR PERFORMING A NUMBER OF FORMS,CHANGING THE HIERARCHY OF THE WORK TEAM. FINALLY WE CONFIRMED THAT THE SIMULATOR WORKS PROPERLY BY EXPERIMENTS.

報告書年度

1996

発行年月

1997/04/01

報告者

担当氏名所属

佐賀井 重雄

情報研究所

キーワード

和文英文
作業分析 WORK ANALYSIS
プロセス設計 PROCESS DESIGN
プロセス解析 PROCESS ANALYSIS
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