電力中央研究所

報告書「電力中央研究所報告」は当研究所の研究成果を取りまとめた刊行物として、昭和28年より発行されております。 一部の報告書はPDF形式で全文をダウンロードすることができます。

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

R96013

タイトル(和文)

放射線検出・核物質管理への光ファイバ利用の現状

タイトル(英文)

TREND OF OPTICAL FIBER APPLICATION FOR RADIATION DETECTION AND SAFEGUARD TECHNOLOGIES

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

原子力分野における光計測技術としてシンチレーション検出器が旧くからあるが,高温,高湿度,強磁界などの環境下での使用は難しかった。また,核物質管理では,特別な核物質が申告通り保管されているか否かの検認が必要であり,低コストで効率良く検認できるシステムが求められている。一方,光ファイバは通信技術を中心に発展してきたが,シンチレータと融合すると種々の特徴を持つシステムが構成可能となる。このため,光ファイバ型シンチレータや高性能の耐放射性光ファイバが開発され,放射線計測や核物質管理に利用されようとしている。本報告書では,放射線検出・核物質管理への光ファイバシンチレータの利用状況,ならびに実用上の問題と対策についての調査結果について述べた。

概要 (英文)

A SCINTILLATION DETECTOR IS USED AS OPTICAL MEASUREMENT TECHNOLOGY IN NUCLEAR SCIENCE.HOWEVER,IT IS DIFFICULT TO USE UNDER BAD CONDITIONS SUCH AS HIGH TEMPERATURE,HIGH HUMIDITY AND STRONG ELECTROMAGNETIC FIELD.ON THE OTHER HAND.SAFEGUARD TECHNOLOGY IS REQUIRED TO ACCOUNT FOR NUCLEAR MATERIALS EFFECTIVELY AND AT LOW COST.OPTICAL FIBER TECHNOLOGY IS DEVELOPING IN THE TELECOMMUNICATIONS FIELD.IF OPTICAL FIBER IS COMBINED WITH A SCINTILLATOR,IT COULD BE A NEW OPTICAL SENSOR WITH MANY ADVANTAGES.THIS WORK INVESTIGATED THE FEASIBILITY OF AN OPTICAL FIBER SCINTILLATOR FOR RADIATION DETECTION AND SAFEGUARDS,A RADIATION-PROOF FIBER AND COUNTERMEASURES TO PROBLEM FOR PRACTICAL USE.

報告書年度

1996

発行年月

1997/05/01

報告者

担当氏名所属

栗原 雅幸

情報研究所

キーワード

和文英文
光ファイバ OPTICAL FIBER
シンチレーション SCINTILLATION
放射線 RADIATION
保障措置 SAFEGUARD
核物質 NUCLEAR MATERIAL
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