電力中央研究所

報告書「電力中央研究所報告」は当研究所の研究成果を取りまとめた刊行物として、昭和28年より発行されております。 一部の報告書はPDF形式で全文をダウンロードすることができます。

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

R96002

タイトル(和文)

知的検索のためのエージェントの調査

タイトル(英文)

SURVEY OF AGENTS FOR INTELLIGENT INFORMATIONRETRIEVAL

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

情報化の進展のためにますます高度な処理がソフトウェアに求められている。利用者から細かな処理方法の指示を受けることなく,まわりの状況を観察し,自己の判断で委託された仕事を進めることができるソフトウェアであるエージェントが注目されている。エージェントシステムの事例を調査した結果,エージェントは,仕事の処理に関する信念や責務の表現機構,他のエージェントと協調問題解決するための通信機構,問題解決計画の立案機構,場面状況変化に対応できる適応機構,仕事の処理能力を向上させる学習機構の5機構の具現に特徴づけられる。既存の代表的WorldWideWebサーチエンジジンを調査し,それと5機構を具現した理想的なサーチエンジンの機能を想定し比較したところ,通信・計画立案・学習の各機構を実現した検索機能の開発が必要であることが分かった。

概要 (英文)

THE INTELIGENT SOFTWARE AGENT(AGENT)IS A NEWSOFTWARE PARADIGM FOR PROCESSING VARIOUS SERVICES AUTONOMOUSLY AND COOPERATIVELY,LIKE A HUMAN BEING.A SURVEY OF VARIOUS SOFTWARE SYSTEMS USING AGENTS LEADS TO THE CONCLUSION THAT AGENT AUTONOMY AND COOPERATIVITY ACHIEVED BY THE FOLLOWING FIVE ESSENTIAL FUNCTIONS. (1)EXPRESS REPONSIBILITY,BELIEF,PLANNING AND HUMAN KNOWLEDGE, (2)COMMUNICATE WITH OTHER AGENTS, (3)PLAN WITH OTHER AGENTS COOPERATIVELY TO SOLVE GIVEN PROBLEMS,(4)ADAPT TO CURRENT SITUATIONS OF USERS AND OTHER ENVIRONMENTS,AND (5)BEHAVE AS A MORE USEFUL AGENT SYSTEM THAT LEARNS BY EXPERIMENTATION. AUTONOMY AND COOPERATIVITY WILL ENABLE AGENT-BASED INFORMATION RETRIEVAL SYSTEMS TO WARK EFFECTIVELY ON DIVERSE AND LARGE INFORMATION SOURCES SUCHAS THE INTERNET.

報告書年度

1996

発行年月

1996/09/01

報告者

担当氏名所属

矢澤 利弘

情報研究所情報科学部人工知能グループ

キーワード

和文英文
エージェント AGENT
知的インタフェース HUMAN-COMPUTER INTERACTION
人工知能 ARTIFICIAL INTELLIGENCE
計算機ネットワーク COMPUTER NETWORKING
サーチエンジン SEARCH ENGINE
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