電力中央研究所

報告書「電力中央研究所報告」は当研究所の研究成果を取りまとめた刊行物として、昭和28年より発行されております。 一部の報告書はPDF形式で全文をダウンロードすることができます。

※ PDFのファイルサイズが大きい場合には、ダウンロードに時間がかかる場合がございます。 ダウンロードは1回のクリックで開始しますので、ダウンロードが完了するまで、複数回のクリックはなさらないようご注意願います。

電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

R95025

タイトル(和文)

キーワードを2次平面に配置するユーザフレンドリーな文書検索システム

タイトル(英文)

USER-FRIENDLY DOCUMENT RETRIEVAL SYSTEMS USING 2-DIMENSIONAL ARRANGEMENT OF KEYWORDS.

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

インターネットやLANを通じて得られる最新の情報を,業務に有効活用するには,一般職員が使いこなせる検索システムが必要となるが,現状の検索システムでは,検索に使うキーワードを適切に選ぶのが困難であったり,検索意図を検索式という形式的な方法で記述しなければならないなどの問題があり,有効な利用を阻んでいる。本論文では,これらの問題を解決する2つの検索システムについて述べる。(1)SearchSpace:ユーザが容易に自分の検索意図を表現できるように,画面上にキーワードを配置するだけで,キーワードの重要度や曖昧さを表し,柔軟かつ精度の高い検索が出来る検索システムを開発した。(2)ExtractRequest:ユーザが関心を示した文書と,データベース解析から,関心の高い文書を漏れなく検索するのに適切なキーワードを視覚的に提示する検索システムを開発した。

概要 (英文)

FULL-TEXT DOCUMENT RETRIEVAL IS SUITABLE FORREFIEVING DOCUMENTS FROM A HUGE NUMBER OF DOCUMENTS UPDATED DYNAMICALLY ON A NETWORK ENVIROMENT SUCH AS INTER-OR INTRANETWORKS. HOWEVER,IT LACKS AN EASY-TO-USE INTERFACE AND SUPPORT FOR UNTRAINED USERS. THIS REPORT DESCRIBES TWO RETRIEVAL SYSTEMS TO SOLVE THESE PROBLEMS. (1)SEARCHSPACE: USE OF LOGICAL EXPRESSIONS AND EXACT-MATCHING OF KEYWORDS ARE TOO STRICT FOR UNTRAINED USERS TO EXPRESS THEIR QUERIES. SEARCHSPACE IS EASIER-TO-USE AND MORE INTUITIVE. USERS EXPRESS QUERIES BY ARRANGING KEYWORDS IN A TWODIMENSIONAL INPUT SPACE TO EXPRESS EXACTNESS AND PREFERENCE. (2)EXTRACTREQUEST: IN MANY CASES,USERS CANNOT FIND SUITABLE KEYWORDS COVERING DOCUMENTS THAT THEY WANT TO RETRIEVE. EXTRACTREQUEST SUPPORTS THESE USERS BY SHOWING CANDIDATE KEYWORDS BASED ON THEIR DOCUMENT PREFERENCE.

報告書年度

1995

発行年月

1996/03/01

報告者

担当氏名所属

堤 富士雄

情報研究所情報科学部人工知能グループ

篠原 靖志

情報研究所情報科学部人工知能グループ

坂内 廣蔵

情報研究所情報科学部人工知能グループ

キーワード

和文英文
情報検索 INFORMATION RETRIERAL
インタフェース INTERFACE
ヒューマンファクタ HUMAN FACTOR
データベース DATABASE
Copyright (C) Central Research Institute of Electric Power Industry