電力中央研究所

報告書「電力中央研究所報告」は当研究所の研究成果を取りまとめた刊行物として、昭和28年より発行されております。 一部の報告書はPDF形式で全文をダウンロードすることができます。

※ PDFのファイルサイズが大きい場合には、ダウンロードに時間がかかる場合がございます。 ダウンロードは1回のクリックで開始しますので、ダウンロードが完了するまで、複数回のクリックはなさらないようご注意願います。

電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

R94019

タイトル(和文)

ソフトウェア欠陥削減方法論の改良

タイトル(英文)

IMPROVEMENT OF SOFTWARE FAULT REDUCTION METHODOLOGY

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

電力事業において実用化されているエキスパートシステムは限られている。その要因として、システムの実用性を確保するための効果的な開発・検証の体系が確立していないことがある。当所では、欠陥の少ないシステムを効果的に開発するための開発・検証の体系として、EPRIと共同で、欠陥削除方法論を開発した。本報告では、欠陥削減方法論の精密化と支援ツールの高度化を図り、予想される欠陥をより削減する効果的な開発・検証計画の立案を容易に行なう方法を提案する。欠陥削減方法論では、(1)欠陥を早期に発見できる開発プロセスの採用、(2)欠陥が生じ難い・発見しやすい表現方法による成果物の記述、(3)生じる可能性の高い欠陥を効果的に検出する検出技法の組み合わせにより、欠陥の効果的削減を図る。

概要 (英文)

WE HAVE ALREADY PROPOSED A METHODOLOGY CALLED SOFTWARE FAULT REDUCTION TO REDUCE THE POSSIBIITY OF SOFTWARE FAULTS REMAINING IN DEVELOPED SYSTEMS. IN THIS PAPAR, WE INTRODUCE FAULT CONTROL LEVEL FOR EACH REPRESENTATION AT SPECIFIC FAULTS AND IMPROVE STEP 2 TO SELECT REPRESENTATIONS BASED ON THE NEWLY-INTRODUCED FAULT CONTROL LEVEL. AS A RESULT OF THIS IMPROVEMENT, STEP 2 CAN SELECT REPRESENTATIONS TO REDUCE THE SPECIFIC TYPES OF FAULTS EFFECTIVELY. WE HAVE ALSO DEVELOPED A PROTOTYPE SUPPORT SYSTEM COVERING ALL STEPS OF THIS METHODOLOGYAND APPLIED IT TO TWO DIFFERENT SYSTEMS. THE METHODOLOGY PRODUCED VALID DEVELOPMENT AND V&V PROCESSES.

報告書年度

1994

発行年月

1995/03/01

報告者

担当氏名所属

篠原 靖志

情報研究所情報科学部人工知能グループ

キーワード

和文英文
知識ベースシステム KNOWLEDGE-BASED SYSTEMS
信頼性 RELIABILITY
検証 VARIFICATION
ソフトウェア開発 DEVELOPMENT METHODOLOGY
CASEツール CASE TOOLS
Copyright (C) Central Research Institute of Electric Power Industry