電力中央研究所

報告書「電力中央研究所報告」は当研究所の研究成果を取りまとめた刊行物として、昭和28年より発行されております。 一部の報告書はPDF形式で全文をダウンロードすることができます。

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

R94009

タイトル(和文)

キャリヤリレー情報のATM伝送特性(その2)

タイトル(英文)

TRANSMISSION CHARACTERISTICS OF TELEPROTECTION SIGNALS ON ATM LINKS(PART2)

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

電気事業用の自営通信ネットワークは,電力系統保護情報の伝送のために一般の公衆網とは異なる特徴を有する網として発展してきたため,大量かつ多種多様な情報を一元的に処理可能なATMの適用が論議されている。そこで本研究では実験装置により電力系統保護情報をATM伝送し,伝送遅延時間およびその変動の発生要因の解析,セル廃棄および情報多重が電力系統保護端末に与える影響評価を行った。その結果,実験装置で採用したセル化方式では,セル廃棄等が発生すると遅延時間が変動し,所要のサンプリング同期精度が得られないため対策が必要であることなどがわかった。

概要 (英文)

SINCE POWER SYSTEM COMMUNICATION NETWORKS,ESPECIALLY THOSE FOR TELEPROTECTION SIGNAL TRANSMISSIONS HAVE DIFFERRENT CHARACTERISTICS FROM ORDINARY PUBLIC NETWORKS,THE APPLICABILITY OF ATM,WHICH CAN TRANSMIT VARIOUS TYPES AND LARGE AMOUNTS OF INFORMATION,TO POWER SYSTEM COMMUNICATIONS IS A MAJOR CONCERN. WE INVESTIGATED THE TRANSMISSION DELAYS AND ERROR RATIOS OF TELEPROTECTION SIGNALS ON ATM LINKS AND THEIR EFFECT ON TELEPROTECTION SYSTEM AVAILABILITY. THE EXPERIMENT SHOWED THAT TRANSMISSION DELAY VARIATIONS CAUSED BY CELL LOSSES IMPAIR THE SAMPLING TIMING SYNCHRONIZATION OF TELEPROTECTION TERMINALS,REQUIRING ALTERATION OF THE CELL-ASSEMBLY METHOD.

報告書年度

1994

発行年月

1995/03/01

報告者

担当氏名所属

宮崎 滋

情報研究所情報通信部交換システムグループ

キーワード

和文英文
広帯域ISDN BROADBAND ISDN
非同期転送モード(ATM) ASYNCHRONOUS TRANSFER MODE (ATM)
交換機 EXCHANGER
キャリヤリレー TELEPROTECTION EQUIPMENT
電力用通信 UTILITY COMMUNICATION
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