電力中央研究所

報告書「電力中央研究所報告」は当研究所の研究成果を取りまとめた刊行物として、昭和28年より発行されております。 一部の報告書はPDF形式で全文をダウンロードすることができます。

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

R13020

タイトル(和文)

変電所設備保全センサネットワークの構成手法-無線とプラグアンドプレイ機能によるプロトタイプの構築と基礎評価-

タイトル(英文)

A construction method of sensor network system for substation facility maintenance - A prototype system construction and simple evaluation -

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

電力設備の高経年化対策として、センサを用いた状態監視保全の高度化が重要であり、また同時に保守作業員の省力化が必要である。このため、無線センサネットワークやプラグアンドプレイ(PnP)等によりセンサの着脱を容易化し、保全情報を効率よく収集するための変電所設備保全センサネットワークの構成概念を提案している。本報告では、変電所設備保全センサネットワークの技術要件を示すとともに、そのプロトタイプを構築し、温度および音センサを対象としてセンサ起動からデータ収集までの一連の動作を確認した。また、追加すべき要素技術として、データ収集障害時の原因を電波環境から推定する手法、無線ノードの設置位置を同期した音センサを用いて推定する手法を実験的に評価した。

概要 (英文)

In order to realize the accurate and efficient maintenance of aged power facilities, enhancement of condition monitoring is important by using ICT and sensors but the load of maintenance work should be reduced. So we have proposed a plug-and-play (PnP) method and an application technique of wireless sensor network for the facility maintenance system. This report describes the abstraction of technical requirements for the facility maintenance and a construction of prototype system of the PnP wireless sensor network for condition monitoring in substation. The fundamental operation of the system is demonstrated with temperature and sound sensors and other additional methods for enhancement of the PnP function and of communication control are evaluated.

報告書年度

2013

発行年月

2014/05

報告者

担当氏名所属

黒野 正裕

システム技術研究所 通信システム領域

大谷 哲夫

システム技術研究所 通信システム領域

遊佐 博幸

システム技術研究所 通信システム領域

宮下 充史

システム技術研究所 通信システム領域

片山 茂樹

株式会社東芝

キーワード

和文英文
センサネットワーク Sensor network
プラグアンドプレイ Plug and play
設備保全 Facility maintenance
無線通信 Wireless communication
変電所 Substation
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