電力中央研究所

報告書「電力中央研究所報告」は当研究所の研究成果を取りまとめた刊行物として、昭和28年より発行されております。 一部の報告書はPDF形式で全文をダウンロードすることができます。

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

R10029

タイトル(和文)

イーサネット技術を用いた広域系統監視・保護制御システム用通信網構成法

タイトル(英文)

A composition of Ethernet Network for Wide-area Power System Monitoring, Protection and Control Systems

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

広域系統監視・保護制御システムには、低遅延で安定な通信ネットワークが要求されるため、現在のシステムは、固定タイムスロットの通信方式が採用されている。一方、近年の情報通信技術においてはIP系技術の進展が目覚ましく、本システムの通信ネットワークへIP系技術を適用することにより、低コスト化が期待される。本報告では、イーサネット技術を用いた広域系統監視・保護制御システム用通信網構成を提案し、回線帯域及び遅延時間の観点から適用可能性を評価した。その結果、インタフェース速度が100Mbps以上であれば適用できる見込みが得られた。

概要 (英文)

Wide-area Power System Monitoring, Protection and Control Systems require low latency and strict stabilization for communication networks, therefore the networks are currently configured with circuit-switch technology. Meanwhile, information and communications technology is rapidly progressing, and it is expected low-cost networks by applying IP technology to the network. This report describes performance evaluations of Ethernet network as new communication networks for the systems. It proposes a composition by IEEE 802.1ah network for the systems, evaluates the network in terms of bandwidth and latency. As a result, it mentions capability to meet requirements of the systems at 100Mbps Ethernet interface.

報告書年度

2010

発行年月

2011/06

報告者

担当氏名所属

塩山 拓人

システム技術研究所 通信システム領域

芹澤 善積

システム技術研究所 通信システム領域

藤川 冬樹

システム技術研究所 通信システム領域

土井 博生

システム技術研究所 通信システム領域

田中 立二

株式会社東芝 電力システム制御部

大場 英二

システム技術研究所 通信システム領域

佐藤 茂

株式会社東芝 電力系統技術部

杉浦 秀昌

株式会社東芝 電力システム制御部

キーワード

和文英文
通信ネットワーク Communication Network
VLAN Virtual Local Area Network
キャリアイーサネット Carrier Ethernet
系統保護 Power System Protection
系統監視 Power System Monitoring
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