電力中央研究所

報告書「電力中央研究所報告」は当研究所の研究成果を取りまとめた刊行物として、昭和28年より発行されております。 一部の報告書はPDF形式で全文をダウンロードすることができます。

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

R10019

タイトル(和文)

需要地系セキュア通信ネットワークにおけるセキュリティ対策 -セキュリティ確保手順と想定システムにおける対策-

タイトル(英文)

Security Measures for Secure Communication Network in Demand-Area - Security Strategy and Security Measures for a Modeled System -

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

当所では,配電用変電所や営業所と需要家を結ぶ通信ネットワークの研究・開発に取り組んでいる。このようなネットワークは,監視・制御や検針などの次世代の情報伝送基盤であり,低コストと高信頼性を維持すると共に,需要家を含めたセキュリティを確保する必要がある。需要地系セキュア通信ネットワークを対象として,セキュリティ対策の検討が可能となるシステム構成の詳細度を明確にした。さらに,想定されるシステム構成をもとに,必要なセキュリティ対策を選定し,その配置を明らかにした。

概要 (英文)

Modernization of the electric grid is being considered in smart grids. CRIEPI has proposed the concept "Secure Communication Network in Demand-Area", used for smart metering and demand response systems. This requires reliable communication for a large number of widely distributed equipment at low cost. To secure such a communication network, it is necessary to consider cyber security functions that were not always necessary in a closed propriety network.
In this report, we summarize the approach for ensuring security in the Secure Communication Network in Demand-Area. We consider the system architecture patterns, communication services, security requirements for each communication entity in the system, and the appropriate security measures.

報告書年度

2010

発行年月

2011/06

報告者

担当氏名所属

木内 舞

システム技術研究所 通信システム領域

二方 厚志

システム技術研究所 情報数理領域

大場 英二

システム技術研究所 通信システム領域

芹澤 善積

システム技術研究所 通信システム領域

嶋田 丈裕

システム技術研究所 情報数理領域

キーワード

和文英文
需要家通信 customer communication
セキュリティ security
リスク評価 risk assessment
スマートグリッド smart grid
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