電力中央研究所

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

R06012

タイトル(和文)

太陽光発電システムにおける配電線電圧制御方式の開発 -電圧上昇抑制のための新しい無効電力制御法-

タイトル(英文)

Development of A Distribution System Voltage Control Method for PV systems -A New Reactive Power Control Method for Voltage Rise Restraint-

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

近年、住宅地域を中心に太陽光発電システムの導入が進んでいる。これら太陽光発電システムが配電系統へ大量に連系された場合、太陽光発電システムから生じる逆潮流により系統電圧が上昇し、適正電圧を逸脱する可能性がある。電圧上昇抑制対策としては、太陽光発電システム設置者において、進相無効電力制御又は出力制御により自動的に電圧を調整している。これにより、配電系統に大量に連系された場合、需要家発電電力量が低減することが懸念される。
そこで本研究では、短期的に対応可能な改善方策として、無効電力を有効に活用する新たな分散型電源側での制御方式を提案し、その有効性をシミュレーションにより検証した。

概要 (英文)

Recently, introduction of PV systems is promoted around residential area. When these systems are connected to the utility distribution system, the system voltage may deviate from proper voltage range by reverse power flow of system. As for restraint measures of the voltage rise, leading reactive power control measure and/or active powercontrol system may be reduced by the current measure in case of large penetration of Pv system.
In this study, we propose a new restraint measure of voltage rise adopted to distributed powergeneration as a short-term measure, which can use reactive power effectively. From the simulation results concerning improvement of PV active power and power loss in effectiveness of the proposed measure is confined.

報告書年度

2006

発行年月

2007/06

報告者

担当氏名所属

平原 義輝

システム技術研究所 需要家システム領域

八太 啓行

システム技術研究所 需要家システム領域

小林 広武

システム技術研究所 需要家システム領域

キーワード

和文英文
太陽光発電システム Photovoltaic System
配電系統 Distribution System
電圧適正化 Voltage Regulation
無効電力制御 Reactive Power Control
発電電力量 Generation of Electric Energy
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