電力中央研究所

報告書「電力中央研究所報告」は当研究所の研究成果を取りまとめた刊行物として、昭和28年より発行されております。 一部の報告書はPDF形式で全文をダウンロードすることができます。

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

R04023

タイトル(和文)

需要地系統用通信ネットワーク構成方式の提案

タイトル(英文)

Proposal for Configuration of Communication Network for Demand Area Power System

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

本報告書では、Ethernet-ADS方式とEthernet-PON方式を組み合わせた需要地系統用通信ネットワークの構成方式を提案している。その特徴は以下のとおりである。①Ethernet-ADS方式は、冗長構成が必要である運用管理システム、運用管理サブシステム、区分開閉器ならびにループコントローラ間のリンクに適用している。②Ethernet-PON方式は、接機器の増設対応が容易であり点から、需給インターフェイスと運用管理サブシステム間のリンクに適用している。③セキュリティ確保やQoS制御のため、VLAN設定を行っている。 我々は、本構成提案に対し、シミュレーションならびに実機検証設備で検証を行い、本提案の有効性ならびに課題も示している。

概要 (英文)

We propose the communication network for Demand Area Power System, that composes of Ethernet-ADS system and Ethernet-PON system. The special features of this network are as follows;1) Ethernet-ADS system is applied to the links, which connect Main Operation-system, Sub- Operation-system, Line-switch, and Loop-Power-Controller. 2) Ethernet-PON system is applied to the links between Sub-Operation system and Demand-Supply Interface through Ethernet-SW.3) This network is operated in VLAN mode for achieving security and quality of service. We have proven that our proposal is effective by simulation and experiments using actual facilities.

報告書年度

2004

発行年月

2005/08

報告者

担当氏名所属

幸田 賀之

システム技術研究所通信システム領域

大谷 哲夫

システム技術研究所通信システム領域

宮下 充史

システム技術研究所通信システム領域

キーワード

和文英文
イーサネット Ethenret
需要地系統 Demand area power system
光ファイバ網 Optical fiber network
地絡事故 Ground fault
通信ネットワーク Comunication network
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