電力中央研究所

報告書「電力中央研究所報告」は当研究所の研究成果を取りまとめた刊行物として、昭和28年より発行されております。 一部の報告書はPDF形式で全文をダウンロードすることができます。

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

R02037

タイトル(和文)

電力会社が参画する地域通貨システムの選択

タイトル(英文)

On selection of community money systems which utility collaborates

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

長期的視点での電力や通信の需要増に繋がるビジネスモデルとして、NPOなどの地域活動支援の仕組みつくりが考えられる。当所では、この具体的展開の1つとして、地域の活性化効果が期待できる地域通貨システムに着目し、わが国における地域通貨システムの調査事例からその特徴をまとめ、電力会社がITを活用して地域通貨システムへ参画する方法を提案した。参画するにあたっては、IT活用の必要性、地域通貨システムの普及に重要な要件、参画対象地域通貨システムについて検討する必要がある。地域通貨システムの現地調査を通じて、以下の事が判明した。(1)地域通貨システムで多数の参加者に対応するには、ITの活用が必要である、(2)地域通貨システムの普及には、人材、参加者の交流を促進する工夫、行政との協働が重要である。(3)電力会社の参画対象としては、(2)が実現できる地域通貨システムが候補となる。

概要 (英文)

Participation of utility using IT in community money have been proposed for realizing IT business in local community through community activation. As a result of visit inquiries into four management organization for community money systems, followings are key factors for popularization of community money. (1) fuman resources for introducing and managing community money, (2) systems for organizing community money such as IT utilization for community money, and opening events for exchange of participants, (3) collaboration with local governments. Among these factors, IT utilization for community money is very important for organizing community money with many participants..

報告書年度

2002

発行年月

2003/04

報告者

担当氏名所属

大屋 隆生

情報研究所

キーワード

和文英文
IT IT(Information Technology)
地域通貨 community money
地域活性化 community activation
地域ビジネス community bussiness
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