電力中央研究所

報告書「電力中央研究所報告」は当研究所の研究成果を取りまとめた刊行物として、昭和28年より発行されております。 一部の報告書はPDF形式で全文をダウンロードすることができます。

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

R02024

タイトル(和文)

米国企業におけるeビジネスの動向と電力会社での適用動向

タイトル(英文)

Major trends of eBusiness activities in US and typical applications of US power companies

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

近年のITとインターネットの進展に伴い、電力会社においてもeビジネスと称する新しいビジネススタイルや事業モデルの導入が迫られている。ここでは米国一般企業におけるeビジネスの動向と米国電力会社における適用動向を調査し、わが国の電力会社におけるeビジネス適用事例と比較した。その結果は以下の2点に集約される。・米国BtoB市場は予測されたほど市場が拡大せず、一般消費者向け小売りのBtoC市場が活況を呈している。米国ではオープンなBtoB市場ではなく、クローズドな市場を形成し取引関係強化、処理スピード向上、コスト低減を狙う事例が成功しており、米国電力会社での事例も電子調達、電力取引、顧客管理・サービスが主である。・日本の電力会社では資材調達分野での導入事例が増加傾向にあるが、その適用事例はまだ少ない。特にオンライン決済の導入が少ないがこれは日米の料金決済方式の差に基づくものと考えられる。

概要 (英文)

This report describes current status of eBusuness activities in US, especially related applications in US power companies. As the result, we pointed out the followings,1) US BtoB market shows poor performance than expected in US. Major activities occur in BtoC market.2) US power companies implement various eBusiness activities such as online power trading, closed e-Marketplace, CRM and customer services over the Internet.By comparing with the eBusiness activities in US with Japanese power companies, the disadvantage exists in the CRM area and electric power trading market. Besides the difference in legal regulation for electric power companies, customer services and CRM via the Internet will be hot topics for Japanese power companies.

報告書年度

2002

発行年月

2003/04

報告者

担当氏名所属

桑畑 暁生

情報研究所

キーワード

和文英文
eビジネス eBusiness
電子商取引 Electric commerce
IT Information technology
ビジネスモデル Buisiness method
CRM customer relatioship management
Copyright (C) Central Research Institute of Electric Power Industry