電力中央研究所

報告書「電力中央研究所報告」は当研究所の研究成果を取りまとめた刊行物として、昭和28年より発行されております。 一部の報告書はPDF形式で全文をダウンロードすることができます。

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

R02018

タイトル(和文)

ネットワークレイヤ毎のセキュリティ分担方式

タイトル(英文)

Suitable Network Security Mechanisms for each Layer

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

ネットワークセキュリティに対する脅威の動向,ネットワークレイヤ毎に利用可能なセキュリティ技術の動向について調査し,効果的なセキュリティ確保方式を検討した結果について報告する。近年の脅威の主なものは (1)サービス妨害攻撃,(2)プログラムのバグを利用しての不正利用,(3)ウィルスである。これらの脅威に対してセキュリティを確保するための基本的な技術は,「暗号技術」と「認証技術」である。また,適切な設定を行うといった人間系に依存する対策も重要である。利用可能なセキュリティ技術を (1) 認証技術,(2) 暗号技術の2点,ならびにセキュリティの3要素の観点から分類して整理した。さらに,要求されるレベルに応じて複数のレイヤで暗号技術を利用することで,セキュリティレベルを高める方式を,要求レベルとして「低」「中」「高」の3つを想定し,レイヤ毎に利用可能な技術の使い分けを整理した。

概要 (英文)

The Internet and technologies derived from it are indispensable for business today. As the Internet has became a kind of daily necessities, and number of cracking activities have grown rapidly, network security has become serious matter.This report presents a survey of current technologies for network security. First a summary of trend in incidents and cracking activities are shown, then a survey of security technologies are shown for each network layer and technologies for authentication are also shown. This report also shows appropriate combinations of security technologies for required security levels.

報告書年度

2002

発行年月

2003/04

報告者

担当氏名所属

松井 正一

情報研究所

木村 聡

関西電力(株) 姫路支店

キーワード

和文英文
ネットワークセキュリティ Network Security
プロトコルレイヤ Protocol Layer
暗号化 Encryption
費用対効果 Cost Benefit
最適設計 Optimal Design
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