電力中央研究所

報告書「電力中央研究所報告」は当研究所の研究成果を取りまとめた刊行物として、昭和28年より発行されております。 一部の報告書はPDF形式で全文をダウンロードすることができます。

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

R02009

タイトル(和文)

分散リアルタイムネットワークアーキテクチャ(DRNA)の開発 (その3) -高度通信機能における情報共有方式とキャッシュの適用検討-

タイトル(英文)

Development of Distributed Real-time computer Network Architecture (DRNA) (Part 3) - Information Sharing and use of Cache in Adaptation Function -

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

電力自由化の進展に伴い,電力系統の監視制御においてシステム構成や制御方法の変更が発生してくると考えられる.そのような状況に対応するため,当所では電力用分散リアルタイムネットワークアーキテクチャ (DRNA) の開発に取り組んでいる.DRNAは,通信のサービス品質を確保しつつ情報のフローの変化等に柔軟に対応できるようにする高度通信機能を有しており,その構成要素として情報共有がある.情報共有技術としては,データベースやモバイルエージェントを検討してきた.本報告書では,情報共有に分散データベース,キャッシュ,モバイルエージェントの3つの技術を使用し,それぞれの特徴を基に適用範囲を明確にした.また,キャッシュ機構の処理方式と機能の検証を行った.

概要 (英文)

With the liberalization of the power market in Japan, there are new requirements to the communication system, such as adaptability to changes in system configuration, and cost reduction using IP (Internet Protocol). In order to meet such requirements, we are developing a new architecture named 党DRNA媒 (Distributed Real-time computer Network Architecture), focused especially on communications for electric power systems. The middleware in this architecture provides elements for real-time and reliable communication, and the key elements for adaptability to system changes. In this paper, we focus on two components used for information sharing placed in the middleware: libraries for accessing databases, and daemons for caching. We consider the necessary technologies, and describe the architecture and behaviour of the corresponding components.

報告書年度

2002

発行年月

2003/03

報告者

担当氏名所属

木内 舞

情報研究所

キーワード

和文英文
情報共有 information sharing
IP網 IP network
データベース database
キャッシュ cache
エージェント agents
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