電力中央研究所

報告書「電力中央研究所報告」は当研究所の研究成果を取りまとめた刊行物として、昭和28年より発行されております。 一部の報告書はPDF形式で全文をダウンロードすることができます。

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

R02006

タイトル(和文)

テラヘルツ電磁波発生技術の動向と課題

タイトル(英文)

Survey of current techniques to generate terahertz electromagnetic wave and their subjects

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

近年、レーザおよび半導体デバイス技術の飛躍的な向上により、テラヘルツ(THz)電磁波の発生、検出が可能になった。本稿では、現行のTHz波の発生法および検出法とその応用に関する調査結果をまとめ、電気事業にTHz波を適用する際の課題について検討を行った。その結果、周波数の可変性に優れた、高出力なTHz波発生技術の開発や、THz波の伝搬特性を理論的に解析・予測する技術の開発が必要であることが明らかになった。

概要 (英文)

Remarkable developments in recent years of laser and semiconductor device technologies have made it possible to generate and detect electromagnetic wave with terahertz (THz) frequency. In this report, current techniques to generate and detect THz wave and their applications are surveyed. In order to apply THz wave to sensing and nondestructive inspection in power utilities, it is important to develop a source of THz wave with wide tunability and high power. Theoretical analysis of transmission properties of THz wave in various materials is also needed.

報告書年度

2002

発行年月

2003/03

報告者

担当氏名所属

鶴見 剛也

情報研究所

黒野 正裕

情報研究所

キーワード

和文英文
テラヘルツ電磁波 Terahertz electromagnetic wave
レーザー技術 Laser technology
非線形光学 Nonlinear optics
センシング Sensing
非破壊検査 Nondestructive inspection
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