電力中央研究所

報告書「電力中央研究所報告」は当研究所の研究成果を取りまとめた刊行物として、昭和28年より発行されております。 一部の報告書はPDF形式で全文をダウンロードすることができます。

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

R00029

タイトル(和文)

保守訓練支援用バーチャルリアリティシステムの簡易実現

タイトル(英文)

Development of Virtual Reality System for Maintenance Training of Electric Power Facilities

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

物体を自動認識し、それが使われる状況や場所をコンピュータグラフィックス(CG)で合成提供するバーチャルリアリティ(VR)システムの研究が進められている。電気事業においても、このVRシステムが保守訓練支援に利用できれば、訓練設備への説明付加や作業現場環境の体感など、操作感や臨場感のある保守訓練支援システムが構築できる。しかしながら、現状のVRシステムは、一般に多面スクリーン、各種センサ、CGなど、多数の装置やソフトウェアを連携させる必要があり、システム構築およびその更新に時間と費用がかかる問題がある。そこで、本論ではマニュアル対照確認を必要とする設備操作訓練を支援するために、画像処理や頭部搭載型ディスプレイなどを使う簡易なVRシステム実現方式を報告する。

概要 (英文)

This paper proposes a development method of a Virtual Reality system for maintenance training of electric power facilities. We mainly use a Head-Mounted display (HMD) device, small cameras and image-processing techniques, such as object recognition and the chroma key image synthesis, for development of the system. An operation method or a background scene of equipment is displayed on a HMD with a computer graphics to support the training by the system. The development cost of the system is one fiftieth of normal virtual reality systems that use several sensors, screens and projectors.

報告書年度

2000

発行年月

2001/04

報告者

担当氏名所属

中島 慶人

情報研究所

伊藤 憲彦

情報研究所

堤 富士雄

情報研究所

キーワード

和文英文
複合現実感 Mixed Reality
仮想現実感 Virtual Reality
画像処理 Image Processing
物体認識 Object Recognition
クロマキー Chroma-Key
Copyright (C) Central Research Institute of Electric Power Industry