電力中央研究所

報告書「電力中央研究所報告」は当研究所の研究成果を取りまとめた刊行物として、昭和28年より発行されております。 一部の報告書はPDF形式で全文をダウンロードすることができます。

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

R00017

タイトル(和文)

マイクロ波帯光電波融合通信システムの構成法(その2) -2.4GHz帯無線信号を用いる構成方法-

タイトル(英文)

System designs for the radio-on-fiber communication system in microwave frequency range (part2)-System designs using 2.4GHzband radio signal-

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

光電波融合通信システムの光電波変換/光伝送路部分の効率的な構成方法を検討した結果、光ファイバ伝送路を効率的に利用するためにはマルチドロップ・トポロジー構成、複合変調構成が有効である。また、装置構成の簡素化には光変調器の多段接続変調構成、無バイアス変調構成が有効である。 電波伝搬部分をフェージングシミュレータで構成した実験システムを用いて、各構成方法による2.4GHz帯無線信号の伝送特性を実験的に明らかにした。また、光電波融合通信技術の電力会社での適用形態を想定し、実験から得られた所望の回線品質を満たす電波伝搬エリアにより、2.4GHz帯無線信号を用いた場合の各構成方法の適否について評価を行った。 基本的な構成方法と同様にマルチドロップ・トポロジー構成、複合変調構成は、概ね想定した全ての適用形態について対応できるが、現状、多段接続変調構成、無バイアス変調構成の採用場所は限定される。

概要 (英文)

The radio-on-fiber communication technology is expected as one of the subscriber network construction methods for the electric-power companies that already have optical fiber network in local areas. Experimental equipment using an efficient radio-on-fiber system such as a multidrop-topology, a hybrid modulation, a cascaded modulation and an unbiased modulation was constructed, and a transmission experiment of 2.4GHzband radio signal was carried out. Here we used the fading simulator for a radio wave propagation part. In this report, we evaluated a feasibility for the electric power utilities about each system by the transmission characteristics of the 2.4GHzband radio signal.

報告書年度

2000

発行年月

2001/04

報告者

担当氏名所属

高見 啓一郎

情報研究所

芹澤 善積

情報研究所

黒野 正裕

情報研究所

宮下 充史

情報研究所

キーワード

和文英文
光電波融合通信 radio-on-fiber communication
2.4GHz帯無線信号 2.4GHzband radio signal
フェージングシミュレータ fading simulator
マルチドロップ・トポロジー multidrop-topology
複合変調 hybrid modulation
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