電力中央研究所

報告書「電力中央研究所報告」は当研究所の研究成果を取りまとめた刊行物として、昭和28年より発行されております。 一部の報告書はPDF形式で全文をダウンロードすることができます。

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

R00001

タイトル(和文)

ラベルエッジルータによるIPトラヒックのATM網への収容検討

タイトル(英文)

Study of Transmitting IP Traffic in ATM Network Utilizing Label Edge Router

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

今後の電力通信網では、電力通信情報にもIPが使用されることが想定され、IP情報にも優先制御や品質保証等の厳しい条件が課される。MPLS(MultiProtocol Label Switching)はIPに優先度や品質保証の提供を目指しており、注目すべき技術である。しかし、可変長IPパケットでの厳密な品質保証には原理的に難しい面もある。一方、品質保証等ではATM(Asynchronous Transfer Mode)が優れており、既にいくつかの電力会社でも導入されている。 そこで、IP端末収容系にIPトラヒックをMPLSドメインに収容するために使用されるラベルエッジルータを用いて、要求品質指定等を行い、実際の品質保証等はATMバックボーン網で行う通信網構成について検討した。その結果、「MPLSとATMのメッセージ対応関係の定義」や「IPアドレスをATMアドレスにそのまま書き込む等変換の容易なアドレス体系の採用」等により実現の目処がたった。

概要 (英文)

MPLS(Multi-Protocol Label Switching)is regarded as a promised scheme due to its capability of traffic engineering in IP network.But it is still hard to provide QoS guarantees.On the other hand,ATM has provided QoS guarantees and traffic engineering. This paper describes a model in which MPLS is used to accommodate IP traffic and ATM backbone provides QoS guarantees and traffic engineering.This model gives the effective method for QoS guarantees and traffic engineering in an end to end manner.

報告書年度

2000

発行年月

2001/01

報告者

担当氏名所属

石若 正基

情報研究所

キーワード

和文英文
MPLS MPLS
ラベルエッジルータ Label Edge Router
ATM ATM
サービス品質 QoS
IP IP
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