電力中央研究所

報告書「電力中央研究所報告」は当研究所の研究成果を取りまとめた刊行物として、昭和28年より発行されております。 一部の報告書はPDF形式で全文をダウンロードすることができます。

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

N07035

タイトル(和文)

斜面モニタリング用の無線センサネットワークの開発と検証

タイトル(英文)

A development and its verification of wireless sensor network for monitoring slopes

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

斜面などの地盤構造物の維持に用いる合理化技術や防災技術の効果や機能を評価するにはモニタリングが重要である.このためモニタリングの広域化と低コスト化が望まれている.そこで米国を中心に研究が進んでいるセンサ機能とデータ収集機能を合わせ持つ無線センサネットワーク(WSN)の適用が考えられた.しかし,既存のWSNは斜面のモニタリング適用できる性能がなかったため,野外の自然環境で実用できる無線技術及びセンサ技術の改良を行うことで,傾斜計のモニタリングを事例に新たにWSNを作成し,室内での動作検証により実斜面への適用段階となったで概要を報告する.

概要 (英文)

Monitoring of slopes is very important for estimating effects and functions of maintenance technologies and disaster prevention technologies. Then by using new technologies, reducing the costs and enlarging applicable regions of the monitoring are necessary. For this purpose, wireless sensor network(WSN), that possesses both data collection functions and sensor functions, shows a potential for monitoring slopes. But the existing WSN couldn't apply for slope monitoring, a new tilt WSN for outside natural environments is build by modifying its wireless communication technologies and sensor technologies. The basic functions are verified, and then the WSN can put into practice for slope monitoring.

報告書年度

2007

発行年月

2008/05

報告者

担当氏名所属

池川 洋二郎

地球工学研究所 地圏科学領域

細谷真一

(株)ダイヤコンサルタント ジオエンジニアリング事業本部

キーワード

和文英文
無線センサネットワーク wireless sensor network
野外の自然環境 field natural environment
斜面 slope
モニタリング monitoring
傾斜計 tiltmeter
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