電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)
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報告書番号
M13002
タイトル(和文)
SOFC負荷応答モデルの提案
タイトル(英文)
A model for transient voltage response of Solid Oxide Fuel Cell to instantaneous variation of load
概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)
固体酸化物形燃料電池(SOFC)は高効率電源としての開発が進行中であり、ガスタービンとのコンバインドあるいは再生可能エネルギー(太陽光、風力)との組み合わせシステムが想定されている。上記システムにおいて、起動・停止あるいは出力変動に伴うSOFC本体の負荷変動特性は、システムの運用、制御を検討する上で必要な知見である。しかしながら、SOFCに関しては、この負荷変動時におけるセルの応答性、耐久性は検討されていないのが現状である。このため1秒オーダーの負荷変動試験を実施し、その負荷応答モデルを検討する。
概要 (英文)
Load-variation tests including an overload situation that involve setting a bench-scale Solid Oxide Fuel Cell (SOFC) beyond a 100% gas utilization of fuel for 1 sec by using the current-pulse method have been carried out to verify the durability and capacity of the SOFC in this load situation. We have built a model to represent the instantaneous SOFC voltage behavior to variation of load (i.e. current density) based on the experimental results. The model is capable of estimating the impact of voltage losses to the current variation and the overload capacity under various operating conditions.
報告書年度
2013
発行年月
2014/04
報告者
担当 | 氏名 | 所属 |
---|---|---|
主 |
森田 寛 |
エネルギー技術研究所 エネルギー変換領域 |
共 |
安本 憲司 |
材料科学研究所 機能材料領域 |
キーワード
和文 | 英文 |
---|---|
固体酸化物形燃料電池 | Solid Oxide Fuel Cell |
負荷応答 | Transient voltage response |
過負荷運転 | Overload operation |