電力中央研究所

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

M05005

タイトル(和文)

多成分対応乾式ガス精製システムの開発-水銀除去用活性炭のスクリーニングとH2S/HCl共存の影響評価-

タイトル(英文)

Development of Hot Gas Purification System for Multi Impurities in Biomass/Refuse Derived Fuel Gasification Gases -Screening of Activated Carbon for Mercury Removal in the Simulating Gasification Gase

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

当所では、バイオマス/廃棄物ガス化ガス中に含まれる多種の不純物を対象とした乾式ガス精製システムの開発を進めている。本報告では、不純物の一つと想定している水銀の除去剤として、他の不純物(H2S、HCl)が共存するガス化ガス雰囲気において活性炭のスクリーニングを行い、水銀除去性能を評価した。その結果、水銀除去用の添着活性炭1種が、H2SとHClが共存する160℃のガス化ガス中の水銀除去に適用できることを見出した。また、活性炭の水銀除去性能はH2Sの共存によって低下するが、HClの共存と120℃程度の低温条件で使用することにより、水銀吸収容量が増加することが明らかとなった。

概要 (英文)

We are developing hot gas purification system for multi impurities such as sulfur compounds, halides, mercury in biomass/refuse derived fuel gasification gases. Screening of activated carbon for mercury removal and influence of the coexisting gases(H2S, HCl) on mercury removal performance were investigated. As a result, it was cleared that one of impregnated activated carbons could be used in the gasification gases containing H2S and HCl at 433K. Moreover, mercury absorption capacity of the activated carbon increased in the gasification gases coexisting HCl at low temperature around 120deg C though the mercury removal performance decreased by H2S.

報告書年度

2005

発行年月

2006/09

報告者

担当氏名所属

秋保 広幸

エネルギー技術研究所 エネルギー変換工学領域

小林 誠

エネルギー技術研究所 エネルギー変換工学領域

布川 信

エネルギー技術研究所 エネルギー変換工学領域

山口 哲正

エネルギー技術研究所 エネルギー変換工学領域

伊藤 茂男

エネルギー技術研究所 エネルギー変換工学領域

キーワード

和文英文
乾式ガス精製 Hot gas purification
バイオマス Biomass
ガス化 Gasification
水銀 Mercury
活性炭 Activated carbon
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