報告書番号

M02

タイトル（和文）

MCFCへの不純物の影響

タイトル（英文）

Effects of impurities on MCFC performance

概要 （図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております）

溶融炭酸塩形燃料電池（MCFC）は廃棄物ガス化ガス、バイオマスガス等を燃料ガスとして用いることができると共に高効率発電が可能である。しかしながら、これら燃料ガスは多種類の不純物（硫黄化合物、ハロゲン化合物、窒素化合物等）を多量に含んでおり、それらの不純物がMCFC性能に悪影響をもたらす。本報告では燃料中の代表的な不純物であるH2S, HCl, HF, NH3および酸化剤ガス中の不純物であるNOx, SO2をとりあげ、MCFCの発電性能（出力電圧、寿命）に対する不純物影響を明らかとし、不純物の許容濃度を定量的に評価できる手法を開発した。

概要 （英文）

Coal gas and biomass gas are expected to serve as the primary fuel for the MCFCs. However, these fuels contain more contaminants than natural gas. In this study, we have discussed the effect of H2S, HCl, HF, SO2 and NOx on the performance of MCFCs and the behavior of these compounds, by mean of bench-scale cell tests with fuel gas containing H2S, HCl or HF, or with oxidant gases containing SO2 and NOx.

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