電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)
報告書データベース 詳細情報
報告書番号
L14006
タイトル(和文)
主蒸気配管分岐部における音響共鳴現象の評価(その3)-湿り蒸気流における圧力振幅低下の主要因子の影響評価-
タイトル(英文)
Evaluation of Acoustic Resonance at Branch Section in Main Steam Line (Part 3) - Evaluation of Assumable Factor for Amplitude Reduction under Wet Steam Flow -
概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)
発電プラントの機器配管の疲労損傷原因となる主要な現象の一つに蒸気系配管分岐部での音響共鳴がある.プラントの設計やトラブル対応のためは,CFDによりその発生条件を評価することが必要であるが,実蒸気系配管等でしばしば見られる湿り蒸気流中の液滴などによる影響の有無を予測することは困難である.これまでに既存知見の少ない蒸気流動実験を実施し,湿り蒸気流中の圧力振幅が乾き蒸気に比べ低下することがわかったが,そのメカニズムは明らかになっていない.本研究では,解析・実験により圧力振幅の低下に対する主要な流動因子の影響を明らかにする.
概要 (英文)
報告書年度
2014
発行年月
2015/06
報告者
担当 | 氏名 | 所属 |
---|---|---|
主 |
内山 雄太 |
原子力技術研究所 原子炉システム安全領域 |
共 |
森田 良 |
原子力技術研究所 原子炉システム安全領域 |
共 |
稲田 文夫 |
原子力技術研究所 |
キーワード
和文 | 英文 |
---|---|
音響共鳴 | Acoustic resonance |
蒸気配管 | Steam piping |
湿り蒸気流 | Wet steam flow |
液滴の振動応答 | Droplet response to pressure fluctuation |
流動様式 | Flow regime |