電力中央研究所

報告書「電力中央研究所報告」は当研究所の研究成果を取りまとめた刊行物として、昭和28年より発行されております。 一部の報告書はPDF形式で全文をダウンロードすることができます。

※ PDFのファイルサイズが大きい場合には、ダウンロードに時間がかかる場合がございます。 ダウンロードは1回のクリックで開始しますので、ダウンロードが完了するまで、複数回のクリックはなさらないようご注意願います。

電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

L04009

タイトル(和文)

使用済塩中FP元素のゼオライトへの吸着特性

タイトル(英文)

Adsorption Characteristics of Fission Product Elements on Zeolite

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

金属電解法再処理工程の塩処理工程ては、塩に残留するFPをゼオライト4Aに吸着させることにより除去することとしている。溶融塩中でのゼオライト4Aに対するFP元素の吸着特性を評価する試験を行い、プロセスの成立性を評価するための基礎データを取得た。ゼオライトの単位セル当たり、約10当量のFP元素が吸着することが分り、これらの性能から、ゼオライトは塩処理工程ら利用可能であることがわかった。

概要 (英文)

Pyrochemical reprocessing generates spent salt consisting of LiCl-KCl eutectic salt and chloride of fission products(FP). For the decontamination of the spent salt, FP elements are removed from molten salt by using zeolite column system in which FP elements is adsorbed on zeolite.We carried out batch type adsorption test in order to take the basic data for estimation of process performance. We confirmed that over 10 equivalents of FP cation can be adsorbed per one unit cell of zeolite. This adsorption capacity is quite adequate for salt treatment process.

報告書年度

2004

発行年月

2005/09

報告者

担当氏名所属

塚田 毅志

原子力技術研究所次世代サイクル領域

高橋 恵樹

原子力技術研究所次世代サイクル領域

キーワード

和文英文
乾式再処理 Pyrochemical Processing
使用済塩 Spent Salt
塩再生 Salt Recycle
ゼオライト Zeolite
ラングミュア型吸着式 Langmuir equation
Copyright (C) Central Research Institute of Electric Power Industry