電力中央研究所

報告書「電力中央研究所報告」は当研究所の研究成果を取りまとめた刊行物として、昭和28年より発行されております。 一部の報告書はPDF形式で全文をダウンロードすることができます。

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

H14012

タイトル(和文)

電気所に設置されるICT機器のイミュニティ試験法(2)-バースト性雑音の継続時間とパケット伝送時間を考慮したパケット損失率推定モデルの構築-

タイトル(英文)

Immunity test for ICT equipment installed in power stations and substations against electromagnetic disturbance. Part 2 -Establishment of estimation model for packet loss rate considering duration of burst noise and packet transmission time-

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

近年,電気所においては,ICT(情報通信技術)が適用された機器の導入が進んでおり,汎用IP機器についても適用拡大が指向されている。しかしながら,電気所内では,主回路の開閉動作に伴うサージなどに起因する電磁雑音にさらされるため,IP機器の誤動作の懸念がある。このため,IP機器の電気所への導入にあたり,そのイミュニティ(電磁耐性)性能を簡便に評価する手法が必要となっている。本研究では,IPパケット伝送におけるパケット損失の実際を予測可能なモデルを構築するとともに,このモデルを用いて,電気所へIP機器の導入を検討する際に適用可能な,イミュニティ評価手順を提案した。。

概要 (英文)

Consideration of immunity against electromagnetic interference has become important issue for ICT (information and communication technologies) devices installed in power stations and substations. In this study, a model estimating packet loss rate in IP transmission was established. Then using the error estimation model, a simple and effective immunity test method for such devices was proposed.

報告書年度

2014

発行年月

2015/07

報告者

担当氏名所属

山崎 健一

電力技術研究所 雷・電磁環境領域

遊佐 博幸

企画グループ

立松 明芳

電力技術研究所 雷・電磁環境領域

宮島 清富

電力技術研究所 雷・電磁環境領域

キーワード

和文英文
電気所 Power station
変電所 Substation
バースト雑音 Burst noise
IP機器 IP device
イミュニティ Immunity
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