電力中央研究所

報告書「電力中央研究所報告」は当研究所の研究成果を取りまとめた刊行物として、昭和28年より発行されております。 一部の報告書はPDF形式で全文をダウンロードすることができます。

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

H11028

タイトル(和文)

電磁誘導方式による双方向非接触給電回路を用いたV2H基本モジュールの試作

タイトル(英文)

Preliminary Demonstrations of a Wireless Vehicle-to-home Power Transfer by Use of a Bi-directional Inductive Circuit

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

電磁誘導方式による双方向給電回路を用いた非接触V2Hシステムを開発した。本システムは、渦巻き型誘導コイルと市販のハイブリッド電気自動車に搭載されるインバータから構成される。たとえ一次側回路の直流電源電圧(201.6 V)を変更できなくても、車載インバータに予め内蔵されたチョッパ回路の昇圧比と降圧比を連動させることで、ゼロから1.2kWの範囲において供給電力を任意にコントロールできた。これに加え、我々は本システムを家庭用パワーコンディショナへ直結し、1.2kWまでの非接触自立運転を実証した。

概要 (英文)

A wireless vehicle-to-home (V2H) system, by use of a bi-directional inductive power transfer setup, was developed. The system was a combination of spiral induction coils and inverter assemblies used in commercial hybrid electric vehicles. By changing a boost-ratio and a reduction-ratio of converters included in the assemblies simultaneously, the system can deliver a requested power from zero to 1.2-kW even though a voltage of a DC power-supply in the primary circuit remains constant at 201.6 V. In addition, we tried to connect the system directly to a conventional power conditioner, and demonstrated an operation of a stand-alone AC power-supply until 1.2-kW successfully with the wireless V2H.

報告書年度

2011

発行年月

2012/05

報告者

担当氏名所属

名雪 琢弥

電力技術研究所 電力応用領域

福島 健太郎

電力技術研究所 電力応用領域

宜保 直樹

システム技術研究所 需要家システム領域

根本 孝七

電力技術研究所 電力応用領域

池谷 知彦

材料科学研究所 先進機能材料領域

キーワード

和文英文
双方向非接触給電 bi-directional wireless power transfer
V2H vehicle-to-home
二次電池 rechargeable battery
電気自動車 electric vehicle
スマートグリッド smart grid
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