電力中央研究所

報告書「電力中央研究所報告」は当研究所の研究成果を取りまとめた刊行物として、昭和28年より発行されております。 一部の報告書はPDF形式で全文をダウンロードすることができます。

※ PDFのファイルサイズが大きい場合には、ダウンロードに時間がかかる場合がございます。 ダウンロードは1回のクリックで開始しますので、ダウンロードが完了するまで、複数回のクリックはなさらないようご注意願います。

電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

H06010

タイトル(和文)

広帯域ロゴスキーコイルの開発と冬季雷における電荷量の評価-仁賀保高原風力発電設備における2005年度冬季雷観測結果-

タイトル(英文)

Development of Wide Frequency Band Rogowski Coil and Evaluation of Electric Charge in Winter Lightning. - Lightning Observation Result for Wind Turbines at Nikaho Wind Park in 2005 Winter season-

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

近年、風環境の良好な日本海沿岸地域に多くの風力発電設備が建設されているが、その冬季雷による被害が頻発するに至り、風力発電設備の冬季雷対策が早急な課題となっている。特に風力発電設備のみならず一般公衆の安全も考えた場合、風車ブレードの対策が最も重要な課題であり、対策の検討に当たっては、風力発電設備への雷撃に関する諸特性、中でも雷撃様相と雷電流波形の把握が重要となる。
このため筆者等は秋田県仁賀保風力発電設備への雷撃を対象に、風力発電設備への冬季雷観測を実施してきた。平成17年度は冬季雷が多発し、風力発電設備へ80回以上の雷撃が観測されたため、本報告にその内容を取り纏めた。

概要 (英文)

Recently, a lot of wind power generation equipment is constructed in the Sea of Japan coast region. However, damage by the lightning comes to happen frequently in winter, and lightning protection design become immediate problems. Therefore, the authors have executed the lightning observation at Nikaho wind power generation equipment. 80 times or more lightning direct hits were observed to the wind power generation equipment in 2005. This paper describes the development of observation equipments of current waveform and the observation results

報告書年度

2006

発行年月

2008/08

報告者

担当氏名所属

浅川 聡

電力技術研究所 高電圧・電磁環境領域

和田 淳

電力技術研究所 高電圧・電磁環境領域

横山 茂

電力技術研究所

新藤 孝敏

電力技術研究所

蜂屋 一雄

電源開発㈱新事業部風力発電グループ

兵藤 浩晃

電源開発㈱新事業部風力発電グループ

キーワード

和文英文
冬季雷観測 Winter Lightning Observation
風力発電 Wind Turbine
ロゴスキーコイル Rogowski Coil
雷害対策 Lightning Protection Design
Copyright (C) Central Research Institute of Electric Power Industry