電力中央研究所

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

H06005

タイトル(和文)

配電線・通信線共架柱落雷時の需要家侵入サージの実験的検討

タイトル(英文)

Experimental Study of Surge Current to Customer's Facility due to Lightning Strike on the Pole of Distribution Line and Telecommunication Line Joint Use

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

本報告では配電線と通信線が共架された電柱に落雷があったときに需要家屋内へ侵入するサージについて実験的に検討した。(1)電力引込線と通信引込線の架設状況,需要家屋内の雷保護装置(SPD)と接地連接線の設置状況の違いによるサージ電流の分流状況の差異を明らかにした。(2)電力線のSPDの接地と通信用保安器の接地を連接することにより家屋内の通信機器を通過する電流を効果的に抑制できることを明らかにした。

概要 (英文)

This paper describes an experimental study of current invading to customer's facility when a lightning strikes a pole of a distribution line and a telecommunication line joint use. (1)The variation of surge current caused by differences in the installation conditions of a power drop wire and a telecommunication drop wire, and that of a surge protective device (SPD) and a bonding wire for earthing, was clarified. (2)The current passing through the telecommunication equipment was suppressed by bonding both the earthing wire of the SPD and the earthing wire of the telecommunication arrester.

報告書年度

2006

発行年月

2007/04

報告者

担当氏名所属

生田 昌輝

電力技術研究所 高電圧・電磁環境領域

浅川 聡

電力技術研究所 高電圧・電磁環境領域

横山 茂

電力技術研究所

副田 正裕

九州電力(株)総合研究所 流通設備グループ

キーワード

和文英文
Lightning
配電線 Distribution Line
通信線 Telecommunication Line
雷保護装置 Surge Protective Device
通信機器 Telecommunication Equipment
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