電力中央研究所

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

585005

タイトル(和文)

地域計量経済モデルの構築〔中国地域計量経済モデル(バージョンⅠ)による予測シミュレーション〕

タイトル(英文)

A FORECAST OF THE ECONOMY IN CHUGOKU REGION OF JAPAN

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

本研究報告では,電力需要の想定作成に際して「中国地域計量経済モデル」が有益な情報を提供し得ることを具体的に示すために,中国地域経済の昭和57~64年度予測を行った。なお外生変数である全国経済動向の想定は,日本経済研究センターの公表している資料「第11回5カ年予測-昭和60~64年-」(60年3月)を基に行った。予測の結果は次のとおりである。1)全国製造業の成長率が全般的に鈍化するなかで,中国地域製造業は機械工業,電気機械工業を中心に従来を上回る成長率を達成する。このため,素材産業及びその他製造業の比重が低下し,機械工業,電気機械工業の比重が高まる。2)総生産,就業者及び労働平均生産性のいずれについても,山陰地方の成長率が山陽地方を上回ることから,両地方間の乖離率は縮小していくものと思われる。しか

概要 (英文)

THIS REPORT PRESENTS A MEDIUM-TERM FORECAST OF THE ECONOMIC TRENDS IN CHUGOKU REGION OF JAPAN, OBTAINED BY SIMULATION EXPERIMENTS USING CRIEPI REGIONAL ECONOMETRIC MODEL (VERSION 1). THEASSUMPTIONS CONCERNING THE JAPAN NATIONAL ECONOMY WERE BASED ON THE 5 YEAR FORECAST OF THE JAPANESE ECONOMIC RESEARCH CENTER. THE MAIN RESULTS OF OUR ANALYSIS ARE SUMMARIZED AS FOLLOWS: 1)CHUGOKU S ECONMIC GROWTHRATE WILL BECOME HIGHER THAN THAT OF JAPANESE NATIONAL ECONOMY. 2)THE ECONOMY IN THE NORTHERN AREA (SAN-IN AREA)WILL GROW MORE RAPIDLY THAN THAT OF THE SOUTHERN AREA (SAN-YO AREA). 3)IT CANNOT BE EXPECTED THAT LABOUR PRODUCTIVITY DIFFERENTIALS BETWEEN THOSE TWO AREAS WILL LESSEN.

報告書年度

1985

発行年月

1985/07/01

報告者

担当氏名所属

松浦 良紀

経済研究所経済部社会環境研究室

キーワード

和文英文
中国地域 CHUGOKU REGION
計量経済モデル ECONOMETRIC MODEL
経済予測 FORECAST OF THE ECONOMY
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