電力中央研究所

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

584010

タイトル(和文)

ロードマネジメントのための負荷研究─米国における研究動向の現状─

タイトル(英文)

A SURVEY ON LOAD RESEARCH METHODS FOR LOAD MANAGEMENT IN THE UNITED STATES

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

本報告は,米国における負荷研究の手法,研究事例及び問題点について調査した結果をまとめたものである。主な調査結果は以下の通りである。(1)負荷研究の主な課題は,目的の確定化,研究の方法,研究データの転用可能性である。(2)モデルに基づく統計的サンプリング(MBSS)は非常に有用な方法である。(3)理論分布のあてはめ,クラスター分析などの統計解析手法が負荷研究で用いられる。(4)負荷曲線の推定,予測モデルは,主に「末端利用,分解型」と「計量経済,集計型」の2つのタイプに分けられる。分析方法は一般に2つの段階(気象感応負荷の推定と気象不感応負荷の推定)からなっている。

概要 (英文)

WE SURVEYED ISSUES AND STUDY METHODS IN LOADRESEARCH IN THE UNITED STATES. THE MAIN RESULTS OF THIS SURVEY ARE FOLLOWING: (1)THE MAIN ISSUES IN LOAD RESEARCH ARE SPECIFICATION OF OBJECTS IN LOAD RESEARCH, LOAD RESEARCH METHODS, AND LOAD DATA TRANSFERABILITY. (2)MODEL-BASED STATISTICAL SAMPLING IS THOUGHT TO BE VERY USEFUL FORLOAD RESEARCH IN JAPAN. (3)MANY STATISTICAL METHODS, SUCH AS SELECTIONOF DISTRIBUTION TYPE AND CLUSTER ANALYSIS, ARE APPLIED TO LOAD RESEARCH. (4)AS FAR AS WE HAVE SURVEYED, MOST LOADSHAPE FORECASTING MODELS ARECATEGORIZED INTO TWO TYPES, ONE IS DISAGGREGATE END-USE AND THE OTHER IS AGGREGATE ECONOMETRIC. ANALYSES OF THESE MODELS CONSIST OF TWO PARTS, ONE IS THE ESTIMATION OF NON-WEATHER-SENSITIVE LOADS, AND THE OTHER IS THE ESTIMATION OF WEATHER-SENSITIVE LOADS.

報告書年度

1984

発行年月

1985/05/01

報告者

担当氏名所属

小野 賢治

経済研究所情報システム部計数処理研究室

キーワード

和文英文
負荷研究 LOAD RESEARCH
サンプリング SAMPLING
統計解析 STATISTICAL ANALYSIS
負荷曲線推定 LOAD SHAPE ESTIMATION
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