電力中央研究所

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

584005

タイトル(和文)

電力需要分析のための新しいデータ解析手法とその適用例

タイトル(英文)

NEW METHODS OF DATA ANALYSIS AND ITS APPLICATIONS TO ELECTRICITY DEMANDS ANALYSES

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

本報告は回帰診断,探索的データ解析,リサンプリング手法といった新しいデータ解析手法を電力需要の分析に適用して得られた成果をまとめたものである。結果を要約すると以下の通りである。(1)回帰診断は,電力需要モデルにおいて,異常データや推定量の質を落としている原因を見いだすのに有用である。(2)探索的データ解析は,電力需要分布の特徴の比較において新しい視点を与える。(3)リサンプリング手法によって電力需要モデルの妥当性の評価や,従来の方法では推定できなかった統計量の推定が可能となった。

概要 (英文)

RECENTLY NEW DATA ANALYSIS METHODS, SUCH AS REGRESSION DIAGNOSTICS, EXPLORATORY DATA ANALYSES AND RESAMPLING PLANS ARE DEVELOPED. IN THIS REPORT, WE APPLIED THESE METHODS TO ANALYSING ELECTRICITY DEMAND. WE FOUND THESE METHODS VERY POWERFUL FOR UTILITIES DATA ANALYSES. THE MAIN RESULTS ARE FOLLOWING: (1)REGRESSION DIAGNOSTICS ARE USEFUL TO FIND OUT OUTLIERS AND CAUSES TO DEGRADE ESTIMATES OF ELECTRICITY DEMAND MODEL. (2)EXPLORATORY DATA ANALYSES GIVE US NEW LOOKS OFELECTRICITY DEMAND DISTRIBUTIONS, SUCH AS A COMPARISON OF SOME IMPORTANT CHARACTERISTICS ABOUT THE SHAPE OF THE DISTRIBUTIONS. (3)RESAMPLING PLANS ENABLE US TO EVALUATE VALIDITY OF ELECTRICITY DEMAND MODEL, AND TO ESTIMATE STATISTICS THAT WE MAY NOT ESTIMATE BY USING CONVENTIONAL REGRESSION METHODS.

報告書年度

1984

発行年月

1985/04/01

報告者

担当氏名所属

小野 賢治

経済研究所情報システム部計数処理研究室

大屋 隆生

経済研究所情報システム部計数処理研究室

キーワード

和文英文
需要分析 ELECTRICITY DEMAND ANALYSIS
回帰診断 REGRESSION DIAGNOSTICS
探索的データ解析 EXPLORATORY DATA ANALYSIS
リサンプリング法 RESAMPLING PLANS
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