電力中央研究所

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

485030

タイトル(和文)

電源立地点の藻場造成技術の開発 第3報 移植用アマモの育成に及ぼす培養土、植え付け株数および光透過率の影響

タイトル(英文)

Development of the Techniques for Marine Macrophyte Bed Creation in the Coastal Zone Near a Power Plant. 3- Effect of Bed Soil, Planting Number and Light Transmission on the Growth of Zostera marina.

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

アマモ種苗の移植によるアマモ場造成技術を開発するにあたり,天然群落において採集したアマモを中間培養し,容器ごと造成地へ移植することにより,現地作業の簡易化を促す際の諸条件の影響について取りまとめた。結果の概要は以下の通り。 (1) 川砂をアマモの培養土として利用しても,アマモ採集地の底土と同等の生育が得られた。 (2) 地下茎の下層の培養土の深さは生育にはほとんど影響しなかった。 (3) 1容器(8cm径 = 50cm2)あたり2株の植え付け株数がアマモの生育に適していた。 (4) 培養水槽内の光透過率は,遮光しない水槽の50%程度がアマモの生育に適していた。

概要 (英文)

A study was carried out to investigate effects of bed soil, planting number and light transmission on the growth of Zostera marina at Odawa bay, Miura peninsula, central Japan. The results obtained are summarized as: 1. River sand was a very useful bed soil for the cultivation of Z. marina. 2. The depth of bed soil under the rhizome had no effect on the growth of Z. marina. 3. The planting number suitable for the growth of Z. marina was 2 on a 50-cm square. 4. The transmission of light favorable for the growth of Z. marina was correspoding to about 50% of the light intensity in an uncovered culture tank.

報告書年度

1985

発行年月

1986/04/00

報告者

担当氏名所属

寺脇 利信

生物研究所水域部水生植物研究室

飯塚 貞二

生物研究所水域部水生植物研究室

山田 貞夫

生物研究所水域部水生植物研究室

渡辺 康憲

生物研究所水域部水生植物研究室

キーワード

和文英文
アマモ
アマモ場
移植
生育
培養
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