電力中央研究所

報告書「電力中央研究所報告」は当研究所の研究成果を取りまとめた刊行物として、昭和28年より発行されております。 一部の報告書はPDF形式で全文をダウンロードすることができます。

※ PDFのファイルサイズが大きい場合には、ダウンロードに時間がかかる場合がございます。 ダウンロードは1回のクリックで開始しますので、ダウンロードが完了するまで、複数回のクリックはなさらないようご注意願います。

電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

484015

タイトル(和文)

日本における酸性雨の植物影響に関する研究の現状

タイトル(英文)

RESEARCH OVERVIEW ON EFFECTS OF ACID PRECIPITATION ON PLANT IN JAPAN

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

我が国では,昭和45年(1970年)の夏に小雨あるいは霧雨の降った後に,アサガオ花弁の脱色現象が最初に報告されたのを始めとして,昭和50年頃までに大阪,九州,関東地方においてアサガオ,サルビア,ツツジの花弁が降雨の後に変色する現象が報告されている。この原因として降雨の酸性化が指摘され,関東地方の自治体を中心として降雨の実態調査が実施されるようになった。一方,酸性雨の植物影響については,欧米を中心として様々な観点から研究が推進されているが,本報告は,我が国における酸性雨の植物影響に関する研究の現状についてとりまとめたものである。

概要 (英文)

THIS REPORT COMPILES AVAILABLE RESEARCH RESULTS ON THE EFFECTS OF ACID PRECIPITATION ON PLANTS IN JAPAN.TO DATE,EFFECTS ON NATURAL VEGETATION DIRECTLY LINKED WITH ACID RAIN HAVE NOT BEEN REPORTED,ALTHOUGH DAMAGE TO AGRICULTURAL CROPS AND GARDEN PLANTS GROWN IN URBAN AND/OR SUBURBAN AREAS WERE DESCRIBED DURING THE EARLY 1970 S.FOR THE FUTURE,IT IS NECESSARY TO ELUCIDATE THE POTENTIAL EFFECTS OF ACID PRECIPITATION AND ITS INTERACTION WITH OTHER ENVIRONMENTAL FACTORSINCLUDING GASEOUS AIR POLLUTANTS ON AGRICULTURAL CROPS AND NATURAL VEGETATION.

報告書年度

1984

発行年月

1984/12/01

報告者

担当氏名所属

河野 吉久

生物研究所緑地部動植物研究室

キーワード

和文英文
酸性雨 ACID RAIN
大気汚染 ACID DEPOSITION
植物影響 AIR POLLUTION

ENVIRONMENTAL ASSESSMENT

ACID PRECIPITATION
Copyright (C) Central Research Institute of Electric Power Industry