電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)
報告書データベース 詳細情報
報告書番号
481003
タイトル(和文)
UHV試験線下における家畜反応実証実験のための事前調査-海外研究の調査と家畜影響実験方法について-
タイトル(英文)
PRELIMINARY INVESTIGATION OF UHV AC TEST PROGRAM ON CATTLE
概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)
UHV交流送電線の電気環境に関しては各要素の広範囲な調査を行ない,先見的に最適対策を見いだしておくことが重要である。本調査は交流送電線下電気環境の家畜(牛)に与える影響について海外研究の動向,および実証実験を進める場合の方法論についてとりまとめたものである。海外の研究ではアメリカのBPAとEPRIが超高圧試験送電線下の牧場で行なった行動観察と実態調査の例があるが,これによれば12kV/mまでの電界強度では家畜に何ら影響は認められなかったとしている。実証試験方法のうち調査項目としては泌乳量,彩食量の他,電気的影響を受けないビデオカメラを用いた行動観察が影響評価として適当である。このためには個体特性の維持と安定化のため舎飼いで繋留方式が望ましい。試験は反転試験法で実施する。
概要 (英文)
RECENTLY,BIOLOGICAL EFFECTS OF AC ELECTRIC FIELDS HAVE BEEN WIDELY STUDIED AND BASIC RESEACH DATA HAVE BEEN COLLECTED.HOWEVER,STUDIES ABOUT THE EFFECTS ON LARGE ANIMALS,PARTICULARLY DOMESTIC ANIMALS SUCH AS DAILY CATTLE ARE RARE.IT IS THOUGHT TO BE NECESSARY IN JAPAN TO CONFIRM THE SAFETY OF UHV AC POWER LINE ENVIRONMENTS. THIS REPORT SHOWS THE LITERATURE SURVEY OF AC ELECTRIC FIELDS EFFECTS ON LARGE DOMESTIC ANIMALS AND UHV AC TEST PROGRAMON CATTLE. AC ELECTRIC FIELDS UNDER 10 KV/M HAD NOEFFECTS ON DOMESTIC ANIMALS BY BPA S AND EPRI SREPORTS. IN TEST PROGRAM,BEHAVIOR WOULD BE OBSERVED AND MILK PROUCTIONWOULD BE INVESTIGATED.
報告書年度
1981
発行年月
1981/10/01
報告者
担当 | 氏名 | 所属 |
---|---|---|
主 |
根岸 正 |
生物環境技術研究所緑地生物部動物環境研究室 |
共 |
遠藤 織太郎 |
生物環境技術研究所 |
共 |
上原 毅 |
生物環境技術研究所緑地生物部動物環境研究室 |
キーワード
和文 | 英文 |
---|---|
電界 | AC |
家畜 | ELECTRIC |
実験方法 | FIELD |
PROGRAM | |
CATTLE |