電力中央研究所

報告書「電力中央研究所報告」は当研究所の研究成果を取りまとめた刊行物として、昭和28年より発行されております。 一部の報告書はPDF形式で全文をダウンロードすることができます。

※ PDFのファイルサイズが大きい場合には、ダウンロードに時間がかかる場合がございます。 ダウンロードは1回のクリックで開始しますので、ダウンロードが完了するまで、複数回のクリックはなさらないようご注意願います。

電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

480004

タイトル(和文)

水膜被覆熱交換パイプによる温室暖房への温排水利用

タイトル(英文)

UTILIZATION OF THERMAL EFFLUENT FOR GREENHOUSE HEATING BY HEAT EXCHANGE PIPES COVERED WITH WATER FILM

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

外壁面に綿布の巻いた塩化ビニルパイプの表面に,温排水をシャワー状に落下させると,均一な水膜が形成されることを認めた。この状態のパイプに冷風を送り,温排水から空気への熱交換速度を表わす熱貫流率を調べたところ,熱交換パイプを水中に布設した場合の熱貫流率と同じであった。水膜被覆熱交換パイプによる温排水用の熱交換器を試作し,熱交換特性を調べ,その結果に基づいて実用型の熱交換器を設計した。

概要 (英文)

IN ORDER TO INVESTIGATE THE POSSIBILITY OF UTILIZING THERMAL EFFLUENT,AS THE HEAT SOURCE OF GREENHOUSE HEATING,WE HAVE DESIGNED THE HEAT EXCHANGE SYSTEM USING PVC-PIPES WITH WATER FILM.FROM A THEORETICALLY OBTAINED FORMULA YIELDING REQUIRED NUMBER OF PIPES FOR THE MODEL GREENHOUSE(220 SQUARE M) UTILIZING THERMAL EFFLUENT,IT WAS SHOWN THAT 144 PVC-PIPES, 4M LONG AND DIAMETER OF 53MM, WERE REQUIREDTO MAINTAIN 10 DEGREE INSIDE THE GREENHOUSE WITH THERMAL EFFLUENT OF 20 DEGREE AND OUTSIDE AIR TEMPERATURE OF -5 DEGREE.

報告書年度

1980

発行年月

1980/10/01

報告者

担当氏名所属

山本 雄二郎

生物環境技術研究所緑地生物部生物気象研究室

青木 清

生物環境技術研究所緑地生物部生物気象研究室

岡野 利明

生物環境技術研究所緑地生物部生物気象研究室

キーワード

和文英文
温排水 THERMAL EFFLUENT
温室暖房 GREENHOUSE HEATING
熱交換器 HEAT EXCHANGER
Copyright (C) Central Research Institute of Electric Power Industry