電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)
報告書データベース 詳細情報
報告書番号
479024
タイトル(和文)
水稲の生育・収量におよぼすけい酸加里肥料の肥効
タイトル(英文)
概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)
本報告は,緩効性カリ肥料として開発されたケイ酸カリの水稲に対する肥効を検討したものである。試験はポット(沖積土)と小型ライシメータ(1.8×1.8m,火山灰土壌)を用いて塩化カリを対照として行った。その結果,水稲の生育・収量は塩化カリ区に比べて優ったが,これは穂数と籾数の増加および登熟の良好さに起因していた。また,塩化カリ区の場合には施肥量を多くすると水稲の初期生育が抑制されたが,ケイ酸カリの場合には多量に施用しても抑制されなかった。これは,ケイ酸カリが水に溶けにくく,ク溶性であるため土壌溶液中の塩類濃度が高まらないためであった。
概要 (英文)
報告書年度
1979
発行年月
1980/08/01
報告者
担当 | 氏名 | 所属 |
---|---|---|
主 |
青木 正則 |
生物環境技術研究所緑地生物部植物環境研究室 |
共 |
小川 正 |
生物環境技術研究所緑地生物部植物環境研究室 |
共 |
石川 春彦 |
生物環境技術研究所緑地生物部 |
キーワード
和文 | 英文 |
---|---|
ケイ酸カリ | * |
緩効性カリ肥料 | |
水稲 |