電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)
報告書データベース 詳細情報
報告書番号
479015
タイトル(和文)
酸性雨の数種植物に対する試験ならびに文献調査
タイトル(英文)
概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)
近年酸性雨は湿性大気汚染としてクローズアップされ,諸外国では湖沼の酸性化,土壌の悪化,植物生体系への影響等が論じられ,我国においても,アサガオ,ツツジ等の花弁が漂白化する現象が生じたことがある。(1)インゲン葉ではpH3.0では障害があらわれないが,それ以下のPH2.7になると障害があらわれた。散布液としてH2SO4,HNO3,HClでは差がなかった。ホウレンソウ葉はpH2.0以下の酸性液散布で灰白色の斑点が認められたが,pH2.5以上ではあらわれなかった。(2)0.2ppmのオゾン汚染下で酸性液の散布を行ったが,汚染のないものと障害に差を認めなかった。(3)アサガオ,ナシの花弁ではpH2.5~3.0で障害があらわれた。
概要 (英文)
報告書年度
1979
発行年月
1980/03/01
報告者
担当 | 氏名 | 所属 |
---|---|---|
主 |
藤原 喬 |
生物環境技術研究所緑地生物部植物環境研究室 |
共 |
梅沢 武 |
生物環境技術研究所緑地生物部植物環境研究室 |
共 |
河野 吉久 |
生物環境技術研究所緑地生物部植物環境研究室 |
キーワード
和文 | 英文 |
---|---|
酸性雨 | * |
植物 | |
可視障害 | |
生育影響 |