電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)
報告書データベース 詳細情報
報告書番号
479009
タイトル(和文)
施設園芸ハウスにおける環境調節方式に関する研究(第3報)培地温設定値とトマトの生育,消費電力量の関係
タイトル(英文)
概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)
施設園芸における培地温管理の合理化を目的に,培地温度とトマトの生育,加温エネルギー量との関係を,実験的に検討した。1.冬季のトマト養液栽培における培地温度は無加温では,日平均値で12℃,日最低値では9℃まで低下した。2.加温設定値15℃の場合の加温期間は11月下旬から4月下旬までで,この期間の加温のための消費電力量は栽培床1平方mあたり46.6kWhであった。3.トマトの定植期,伸長期が低培地温期となる作型では,15℃までの培地加温は必要であったが,その他の作型では無加温栽培が可能であった。4.当所開発の「複合環境調節装置」による培地温調節法は,慣行法に比較し果実収量には差がなく,消費電力量では47%節減できた。
概要 (英文)
報告書年度
1979
発行年月
1980/03/01
報告者
担当 | 氏名 | 所属 |
---|---|---|
主 |
岡部 勝美 |
生物環境技術研究所緑地生物部生物気象研究室 |
共 |
関山 哲雄 |
生物環境技術研究所緑地生物部生物気象研究室 |
共 |
藤原 徹夫 |
生物環境技術研究所緑地生物部営農技術研究室 |
共 |
古舘 敬一 |
生物環境技術研究所緑地生物部営農技術研究室 |
キーワード
和文 | 英文 |
---|---|
農業電化 | * |
省エネルギー | |
培地温調節 | |
養液栽培 | |
トマト |