電力中央研究所

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

385023

タイトル(和文)

物理探査法による地熱源調査(その2)-湯村温泉地域におけるMT法探査結果-

タイトル(英文)

THE GEOPHYSICAL EXPLORATION FOR THE GEOTHERMAL PROSPECTING (PART 2) -RESULTS OF MAGNETOTELLURIC SURVEY AT YUMURA HOT SPRING SITE-

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

深部地熱源の探査技術の確立を目指した研究の一環として,近年発達しつつある地磁気地電流法(MT法)による物理探査を兵庫県湯村温泉地域で実施した。その結果,MT法は地下の比抵抗分布を検出することにより,(1)断層破砕帯位置,(2)地層の分布範囲,(3)層厚等の推定に有効であることを明らかにした。また,MT法を将来より有効なものとするためには,(1)測定機器の改良により,見掛比抵抗値を現地で自動算出できるようにして,より迅速な測定を可能にすること,(2)今回用いた自然の電磁波だけでなく,人工的に電磁波を発信させる装置を開発して,より正確な解析を行えるようにすることなどが考えられる。

概要 (英文)

AS A PART OF DEVELOPMENT OF GEOPHYSICAL EXPLORATION FOR THE GEOTHERMAL PROSPECTING, THE MAGNETOTELLURIC SURVEY WAS EXAMINED AT YUMURA HOT SPRING SITE, HYOGO PREFECTURE. CONSEQUENTLY, IT WAS CLEARED THAT MAGNETOTELLURIC SURVEY WAS VERY USEFUL FOR PRESUMING THE NEXT POINTS; (1)BOUNDARY OF BEDS, (2)DISTRIBUTION OF THE FAULT, (3)WIDTH OF THE FAULT OR WIDTH OF THE FRACTURED ZONE. AND, FURTHER INPROVEMENTS ABOUT THE MEASURING TOOL ARE POINTED OUT. (1)THE DATUM ACCEPTANCE SHOULD BE AUTOMATICALLY PERFORMED. (2)THE DEVELOPMENT OF THE CONTROL SOURCE FOR GETTING DATUM IN DETAIL ARE NEEDED.

報告書年度

1985

発行年月

1986/03/01

報告者

担当氏名所属

楠 建一郎

土木研究所立地部地盤地質研究室

鈴木 浩一

土木研究所立地部地盤地質研究室

宮川 公雄

土木研究所立地部地盤地質研究室

キーワード

和文英文
物理探査 GEOPHYSICAL PROSPECTING
地熱 GEOTHERMAL
電磁界 ELECTROMAGNETIC FIELD
地質構造調査 GEOLOGICAL STRUCTURE SURVEY
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