電力中央研究所

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

385009

タイトル(和文)

使用済燃料乾式貯蔵技術の検討・評価-キャスク貯蔵施設の地震時安全性評価-

タイトル(英文)

SAFETY EVALUATION DRY-CASK STORAGE FACILITY FOR SPENT FUEL DURING EARTHQUAKE

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

我国の原子燃料サイクルに対する基本方針は,使用済燃料を再処理し,原子燃料資源を回収して有効利用を図ることである。しかし,原子力発電所には使用済燃料が蓄積しつつあり,将来貯蔵容量に不足を生じることも予想される。この対策として使用済燃料を暫定的に施設に貯蔵する方法があり,このための研究を実施中である。本報告は,各種貯蔵方式のうちキャスク貯蔵方式について,耐震クラスCで設計されたキャスク貯蔵建屋が地震時に倒壊したときの1)落下物に対するキャスクの安全性,2)建屋倒壊物によってキャスクが埋没した時の除熱性能の低下によるキャスクの安全性,3)地震時におけるキャスクの転倒について検討したものである

概要 (英文)

DESIGN CRITERIA OF STORAGE FACILITIES WERE ESTABLISHED CONSIDERING THE SPECIAL CIRCUMSTANCES OF JAPAN, SUCH AS LIMITED SITE AREA AND STRONG EARTHQUAKES. THEREFORE, IT IS NECESSARY TO CONFIRM THE INTEGRITY IN THE RARE CASE OF THE COLLAPSE OF STORAGE BUILDINGAND GANTRY CRANE, THE COOLING PERFORMANCE OF CASK BURIED IN CONCRETE RUBBISH, AND THE RESISTANCE FOR OVERTURN OF DRY STORAGE CASK DURING EARTHQUAKE. THIS REPORT EVALUATED THE SECURITY FOR IMPACT LOAD OF FALLING BODY SUCH AS CONCRETE WALL OR GANTRY, THE STABILITY OF THE DRY STORAGE CASK DURING EARTHQUAKE, AND THE COOLING PERFORMANCE OF CASK.

報告書年度

1985

発行年月

1985/11/01

報告者

担当氏名所属

大沼 博志

土木研究所耐震構造部材料構造研究室

塩見 哲

土木研究所耐震構造部原子力構造研究室

満木 泰郎

土木研究所環境部

三枝 利有

研究開発本部原子力推進チーム

キーワード

和文英文
キャスク貯蔵施設 STORAGE FACILITY FOR SF
落下衝撃 DRY CASK
冷却性能 IMPACT INTEGRITY
浮上り振動 COOLING PERFORMANCE

OVERTURN DURING EARTHQUAKE
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