電力中央研究所

報告書「電力中央研究所報告」は当研究所の研究成果を取りまとめた刊行物として、昭和28年より発行されております。 一部の報告書はPDF形式で全文をダウンロードすることができます。

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

384022

タイトル(和文)

100℃を超える高温下におけるコンクリートの強度性状-その2-熱間および加熱後の強度・変形性状

タイトル(英文)

STRENGTH AND DEFORMATIONAL PROPERTIES OF CONCRETE AT ELEVATED TEMPERATURES UP TO 500 DEGREES CENTIGRADE

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

当所では,重点課題の1つとして「タンク型高速増殖炉の実用化研究」を進めている。本研究はその中の1研究課題として実施しているもので,炉容器を支持する周辺構造(キャビティ),二次系ナトリウムの配管が設置される部位等,高温に曝される鉄筋コンクリート構造物の設計法の合理化に資することを目的としている。本報告は,高温下におけるコンクリートの強度試験の結果に関して,以下の二つの項目の検討結果を述べたものである。1)当所における研究で用いるコンクリートの材料物性の温度依存性の把握およびこれらの結果の既往の研究結果との比較検討2)既往の研究成果に基づくコンクリートの材料物性の温度依存性の定量的評価

概要 (英文)

THE EXPERIMENTAL STUDY WAS PLANNED IN ORDER TO INVESTIGATE THE PHYSICAL PROPERTIES OF CONCRETE AS WELL AS MECHANICAL BEHAVIOURS OF REINFORCED CONCRETE MEMBERS AT ELEVATED TEMPERATURES AND TO HELP ESTABLISH THE DESIGN METHOD OF TEMPERATURE STRESS OF RC STRUCTURES,SUCH AS THE SUPPORT MEMBERS OF REACTOR VESSEL,THE COLUMN,THE BEAMAND THE SLAB MEMBERS,WHERE THE PIPES ARE ARRANGED TO CIRCULATE THE LIQUEFIED SODIUM OR THE BOILING WATER,IN FBR TYPE NUCLEAR POWER PLANT. THIS REPORT DISCUSSES THE EXPERIMENTAL RESULTS OBTAINED BY THE STRENGTH TESTS UNDER VARIOUS HIGH TEMPERATURE CONDITIONS IN CIVIL ENGINEERING LABORATORY OF CRIEPI AND IN OTHER RESEARCH INSTITUTIONS. THE TEMPERATURE DEPENDENCES OF THE PHYSICAL PROPERTIES OF CONCRETE AND THE THERMAL EXPANSION COEFFICIENT OF REINFORCEMENT WERE ESTIMATED QUANTITATIVELY.

報告書年度

1984

発行年月

1985/01/01

報告者

担当氏名所属

金津 努

土木研究所耐震構造部材料構造研究室

青柳 征夫

土木研究所耐震構造部材料構造研究室

中野 毅弘

土木研究所耐震構造部材料構造研究室

遠藤 達巳

土木研究所耐震構造部材料構造研究室

栗山 武雄

土木研究所耐震構造部材料構造研究室

キーワード

和文英文
高速増殖炉 FAST BREEDER REACTOR
高温コンリクート HIGH TEMPERATURE CONCRETE
強度 STRENGTH
変形 DEFORMATIONAL PROPERTY
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