電力中央研究所

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

384002

タイトル(和文)

グラべルパイルによる液状化防止効果(その5)水平地盤の液状化防止のための設計法

タイトル(英文)

EFFECTS OF GRAVEL PILES ON STABILIZING A SAND DEPOSIT SUSCEPTIBLE TO LIQUEFACTION (5) -ON THE DESIGNING METHOD OF GRAVEL PILES FOR STABILIZING LIQUEFIABLE LEVEL GROUND

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

本報告は,地震時に液状化することが予想される飽和砂地盤に礫などの透水性が大きい材料から成る柱(グラべルパイル)を設置して液状化を防止するグラべルパイル工法に関するものである。本報告は,筆者らが行ってきた一連の研究成果に新たな知見を加えて実際の設計に役立つようにまとめたものである。まず,1次液状化防止のための設計方法について述べるとともに,筆者らの提案した設計式に含まれているパラメータの値の定め方と概略の値について述べた。次に,地盤内の過剰静水圧の大きさを考慮した支持力を全般せん断破壊をすると仮定して計算して,結果を図にした。この図により,2次液状化に対するグラべルパイルの効果を概略見つもることができる。グラべルパイル工法は,地震時の沈下量が比較的大きいという欠点がある反面,低騒音・低振動の施工が可能であるという締固め工法にない特徴があり,状況により両者を使い分けて用いることが望ましい

概要 (英文)

THIS REPORT IS ABOUT A DESIGNING METHOD OF GRAVEL PILES INSTALLED IN THE GROUND IN ORDER TO PREVENT SATURATED SANDYGROUND FROM LIQUEFYING DURING EARTHQUAKES.IN THIS REPORT,WE HAVE PROPOSED A SIMPLIFIED AND NEW METHOD FOR DESIGNING GRAVEL PILES AGAINST PRIMARY LIQUEFACTION OF LEVEL GROUND DURING EARTHQUAKES ON THE BASIS OF SERIES OF WE HAD PERFORMED.AND WE ILLUSTRATED HOW TO DETERMINE PARAMETERS IN DESIGNING FORMULA FOR CALCURATING EXCESS PORE WATER PRESSURE GENERATED IN IMPROVED GROUND DURING EARTHQUAKES WE EXTENDED THE DESIGNING FORMULA SO THAT IT CAN CONSIDER THE SHAPE OF EXCESS PORE WATER PRESSURE GENERATION UNDER UNDRAINED CONDITIONS.WE ALSO PROPOSED A NEW METHOD TO ESTIMATE THE EFFECTS OF GRAVEL PILES AGAINST SO-CALLED SECONDARY LIQUEFACTION.

報告書年度

1984

発行年月

1984/09/01

報告者

担当氏名所属

田中 幸久

土木研究所立地部土質基礎研究室

国生 剛治

土木研究所立地部土質基礎研究室

江刺 靖行

土木研究所立地部

松井 家孝

土木研究所立地部

キーワード

和文英文
液状化 LIQUEFACTION
地盤改良 GROUND IMPROVEMENT
排水工法 DRAINAGE METHOD
グラべルパイル GRAVEL PILE
設計法の提案 DESIGNING METHOD
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