電力中央研究所

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

383058

タイトル(和文)

孔壁加圧試験法による地盤の静的・動的変形特性

タイトル(英文)

DYNAMIC MODULI AND DAMPING RATIOS OF SOIL EVALUATED FROM PRESSUREMETER TEST

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

地盤の静的・動的変形特性値を精度よく求める目的で,動的孔壁加圧試験法を開発し,多数のサイトでの地盤調査を適用してきた。本報告では,本手法によりこれまでに得られた物性値について載荷速度の影響,ひずみ・応力依存性等に関して分析し,他の調査・試験法との比較を行って,本手法の位置づけと適用性を明らかにした。その結果,本手法によれば,地盤の変形係数や杭の横方向K値などの信頼性ある値が得られ,設計へ適用できることが明らかになった。しかし,現在の装置では,一度孔壁をゆるめるためか,特に減衰定数の測定値にバラツキが多い。この点については現在,さらに試験精度を向上させるために,孔壁付近での地盤の乱れを少なくする自己掘削型の孔壁加圧試験装置を開発中であり,これを現場へ適用していく。

概要 (英文)

DYNAMIC AND STATIC PROPERTIES OF SOILS ARE INVESTIGATED USING THE NEWLY DEVELOPED EQUIPMENT OF IN-SITU TEST,WHICH IMPOSES DYNAMIC REPEATED PRESSURE ON BOREHOLE WALL AT ANY DEPTH COVERINGA WIDE RANGE OF STRAIN AMPLITUDE. THIS PAPER DESCRIBES MAINLY THE SHEAR MODULUS AND DAMPING CHARACTERISTICS OF SOILS OBTAINED BY USING THE EQUIPMENT IN SEVERAL SITES COVERING WIDE VARIETY OF SOILS. THE TEST RESULTS ARE COMPARED WITH THOSE OBTAINED BY OTHER TEST METHODS SUCH AS THE DYNAMIC TRIAXAL TEST THE SIMPLE SHEAR TEST AND THE SHEAR WAVE VELOCITY TEST,AND DISCUSSIONS ARE MADE WITH REGARD TO THEIR RELATIONSHIPS TO EACHOTHER,WHICH DEMONSTRATES THE EFFICIENCY OF THIS IN-SITU TEST.

報告書年度

1983

発行年月

1984/08/01

報告者

担当氏名所属

吉田 保夫

土木研究所立地部土質基礎研究室

江刺 靖行

土木研究所立地部

国生 剛治

土木研究所立地部土質基礎研究室

西 好一

土木研究所立地部土質基礎研究室

キーワード

和文英文
動的孔壁加圧試験 DYNAMIC PRESSUREMETER TEST
原位置調査 IN-SITU TEST
動的変形特性 DYNAMIC PROPERTIES
地盤係数 SUBGRADE REACTION COEFFICIENT
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