電力中央研究所

報告書「電力中央研究所報告」は当研究所の研究成果を取りまとめた刊行物として、昭和28年より発行されております。 一部の報告書はPDF形式で全文をダウンロードすることができます。

※ PDFのファイルサイズが大きい場合には、ダウンロードに時間がかかる場合がございます。 ダウンロードは1回のクリックで開始しますので、ダウンロードが完了するまで、複数回のクリックはなさらないようご注意願います。

電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

383041

タイトル(和文)

ラジアルゲートの安全性調査,判定に関する電算機システムの開発

タイトル(英文)

A COMPUTER PROGRAM DEVELOPED FOR THE PURPOSEOF SAFETY ANALYSIS OF RADIAL GATES

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

ラジアルゲートは,これを構成するほとんどの部材が圧縮力を受ける薄肉鋼構造物であり,静応力解析と実測,板厚測定,座屈解析,振動解析などを実施し,安全性評価を行う必要があるが,これには多くの費用,時間,人手を投入しなければならない。このため,より簡便,迅速かつ適切に調査,判定できる手法の開発が期待されていた。本報告はそのような要求に応えることを主目的とし,長年の経験に基づいたチェックポイントを調査票の形で整理し,これをもとにメニュー画面を通して電算機入力し,解析モデルの作成,静応力解析,振動解析,座屈解析を行い,外観(腐食)等も含めた判定要素を総合評価し,その結果を文字及び図形出力する電算機システムの開発について述べたものである。

概要 (英文)

THE MAINTENANCE PROBLEMS OF STEEL AND REINFORCED CONCRETE STRUCTURES HAVE BEEN TAKEN UP BY THE STAFFS OF CRIEPI.ESPECIALLY,INVESTIGATIONS ON THE SAFETY OF EXISTING RADIAL GATES WERE MADEIN THESE MORE THAN TEN YEARS AND MANY DATA ON THE GATES WERE ACQUIRED THROUGH THE FIELD MEASUREMENTS AND STRUCTURAL ANALYSIS. HEREAFTER,IT ISNECESSARY TO DEVELOP THE PRECISE AND SIMPLIFIED METHOD OF SAFETY ANALYSIS OF THE GATES AND TO TRY TO RATIONALIZE THE MAINTENANCE. FROM SUCH AVIEWPOINT,THROUGH THE PROSECUTION OF THIS STUDY,AVAILABILITY OF OURCURRENT COMPUTER SYSTEM TO THE PROBLEM WAS INVESTIGATED AND THE DEVELOPMENT OF A COMPUTER PROGRAM,WHICH CAN AUTOMATICALLY EXECUTE THE FINITE ELEMENT MESH GENERATION,STATIC,DYNAMIC AND BUCKLING ANALYSES OF RADIAL GATES,AND MAKE A DECISION OF SAFETY ACCORDING TO THE RESULTS,WAS TAKEN PLACE. IN THIS REPORT THE OUTLINE OF THE PROGRAM IS DESCRIBED AND A RESULT OF APPLICATION ARE SHOWN.

報告書年度

1983

発行年月

1983/12/01

報告者

担当氏名所属

中村 秀治

土木研究所耐震構造部材料構造研究室

松井 正一

経済研究所情報システム部計数処理研究室

キーワード

和文英文
ラジアルゲート RADIAL GATE
安全性調査 SAFETY ANALYSIS
電算機システム COMPUTER CODE
Copyright (C) Central Research Institute of Electric Power Industry